7エーカーの広大な敷地で動物たちとふれあおう!
こんにちは、シドニーナビです。前編で初手からコアラ&カンガルーのオーストラリアを代表する2大動物たちと感激のご対面をして興奮気味のまま後編へとやってきました!コチラでは園内での遊び方とその他の動物たちについ案内させていただきますね。
さて、入り口でもらったパスポートですが、園内のメジャー動物の柵の近くにスタンプ台が置いてあるので、スタンプラリーも一緒に楽しんじゃいましょう。
8つのスタンプを全部集めても残念ながら商品は出ませんが、いい記念になるので是非挑戦してみてください。もしすべてのスタンプエリアを見つけられなかったり時間切れになっても心配ご無用!なぜなら出口近くに抜け道があるのです。その件については後ほどご説明しましょう。
さて、後半戦は趣向を変えて爬虫類から!
敷地内のちょうど突き当たりにあるのが爬虫類パビリオン。ただでさえ爬虫類が苦手なナビは真っ暗な小屋の中に入って行くのにちょっとしたと勇気が必要。当然と言えば当然なのですが、中はすべてガラス張りになっているので肝試しのように突然上からコンニチハ~!なんて心配はいりません。ひょろりとした細いヘビが実は猛毒を持っていたり、ちっこい恐竜のような子がいたり、と最初の及び腰はどこへやら。グイグイと惹き込まれ気づけばガラス脇の説明書を読破していました。一見小さな建物ですが、中の見応えは充分ですよ。
薄暗い建物内はこんな感じ。
猛毒チャンプの「インランド・タイパン」。
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ちょうど脱皮をしてました。
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頭とシッポが同じ太さの「シングル・バック・スキンク」
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オージーのラッキーチャーム、その名の通り、青い舌を持つ「ブルー・タング」
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ディンゴのお食事タイム
毎日午後3時15分からディンゴの公開お食事があります。時間になると係員がやって来てディンゴの生態の説明をききながら食事風景を見ることができます。街で見かける雑種の犬のような風貌ですが、首の太さや肩の筋肉の月具合に「野生」を感じます。本日のメニューは野生のウサギだそうで、赤身肉にくっついた白い毛がリアルすぎて怖いですぅ~。一口齧ったらぷいっと他へ行ってしまい違う肉を加えて戻ってくるあたりちょっと味には厳しい方とお見受けしました。犬と違う点は骨も問題なく食べられるところ、フェンス越しにもバリバリと骨ごと噛み砕く豪快な音が聞こえて来ました。
同様に爬虫類(9:00-10:00)、ハリモグラ(10:00、14:30)、クロコダイル(夏期のみ10:15)、ペンギン(10:30、15:45)、ペリカン(11:00)、オオコウモリ(14:45)、タスマニアン・デビル(16:00)が毎日見られるので、気になる動物がいる場合は最初にスケジュールをあわせてからまわるといいかも。なお、オーストラリアの伝統的なビリー・ティーが16時15分から出入口ちかくのトップ・ピクニック・エリアで楽しめます。これは開拓時代に食後の空き缶を利用してキャンプファイヤーで、お湯を沸かして紅茶の葉を入れて作る紅茶のこと。現代のオーストラリアではなかなか飲むチャンスがない貴重な経験です。
小さな子ども連れでも楽しめる
ナビのイチオシは柵に囲まれた「動物園の中にある動物園」ファームランド。他の住民動物との関係上か、ウサギやギニー・ピッグ、豚などは建物内のフェンスの中にいますが、それ以外の羊やヤギ、七面鳥や、今まで見たことのないフッワフワの毛皮を着ているニワトリたちが自由に園内での暮らしを謳歌しています。建物内の手すりの内側は動物専用のお食事&リラックス・エリアになっているので、入って行かないように注意してくださいね。食事が終わると食後の運動を兼ねているのか一斉に外に出て来て散歩や日向ボッコを楽しんでいる様子がかわいいです。一緒に写真を撮ったり急に集団で追いかけられてビックリして逃げ惑ったり、とちょっとしたファーム・ステイ気分が味わえます。
さて、園内でのお食事はどうしましょ?
出入り口近くにカフェもありますが、メニューはしっかりとした食事というより、サンドウィッチやドーナツなどの軽食がメイン。BBQ施設を兼ね備えたピクニックエリアが2箇所あるので、 天気のいい日はとことんオージースタイルで過ごしてみてはいかがでしょうか?ブラックタウンの駅にショッピングセンターがあるので、スーパーマーケットで簡単な食材を購入してくるといいですよ。ただ、動物たちが急に「チョーダイ!」ってやってくるかも。多少の攻防戦は覚悟の上でどうぞ~。
出口の手前はギフトショップ!
動物園だけでなく、オーストラリアのオミヤゲも購入できるので、時間に余裕のない方はここで一気に買い物を済ましちゃうのも手かも知れませんね。園内で一緒に戯れていた動物とのお別れは名残惜しいですが、家に連れ帰ることはできないので、せめてヌイグルミでガマンしましょう~大人でもついつい購入したい気分に!?
また出口側のドアにブラックタウン行きのバスの時刻表が貼ってあるので、買い物の前にチェックしておくと効率的かも。
これってズル?効率的?
ショップの突き当たりにカウンターが。「なんとなく見慣れた物が置いてあるぞ!?」と近付いてみてガーンッ!さっきまで園内を歩き回って集めたスタンプたちが一気に集結しているではありませんかーっ!?頑張ったのにちょっとショック・・・でも改めて今日見て回った動物たちに関するおさらいができるし、スタンプがみつけられなかった人はここで押し納めができて一石二鳥、と強引に納得。終わりよければすべてよし!?
いかがでしたか?最初はブルーマウンテンに行くついでに立ち寄れば良いかな?なんて気軽に思っていたのですが、実際中に入ってその楽しさにあっという間に数時間が経過。やはり動物と直接触れ合っているとついつい時間が経つのを忘れてしまうもの。ここで半日は時間を見ておいた方が良いかも知れません。すっかり動物の温もりのトリコになってしまったシドニーナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-05-20