日本人ならではの和洋折衷で「着物でオペラ!」というのはいかが?
こんにちは、シドニーナビです。シドニーの観光名所と言えば真っ先に名前が上がるオペラハウス。2007年6月にはユネスコから世界遺産の認定を受け、更にその知名度と来場者数を上げている模様。毎年恒例のオペラ•オーストラリアも12月〜3月まで、お膝元のシドニー•シンフォニーも通年を通して演奏会を開いているのでクラシック好きのナビは年に何度か足を運んでいます。でも「せっかくシドニーに来たからにはオペラハウスでオペラを観たい!でもおめかし用の服をもって来てないっ!(涙)」というツーリストの話をよく聞きます。ここでナビから提案!日本人ならではの和洋折衷で「着物でオペラ!」というのはいかが?
しかし、ただでさえかさ張る旅行荷物の中に着物の入り込む余裕はなし。「レンタル出来れば楽なんだけどな〜」という声に応えてくれるのが今回インタビューさせていただいた、オーストラリアで15年以上にわたり山野流本間万紀子着装教室を主宰する本間さん。オーストラリアの青空のような気持ちのいい方で、明るい人柄と着物に関する知識の豊富さ。さらにはその話術にあっという間に彼女の話に惹きこまれて行ってしまいました。
ちなみにこちらは看板となっている着付け教室だけでなく、浴衣〜晴れ着までの各種貸衣装を取り揃えています。
貸衣装の依頼で一番多いのは結婚式だそう。シドニー在住の日本人+オージーカップルが挙式や披露宴のみならず、「せめて写真撮影だけでも」と着物を着たいというリクエストがダントツだが、海外挙式で日本から来るお客さんも多いそう。インタビューの翌日も打ち掛けの着付けのオーダーが入っているとのことでした。自分が主役の結婚式以外でも「お呼ばれの結婚式やパーティーにぜひ着物を着て行きたい」という声も多く、「日本では地味な色や柄一辺倒だった方も海外ならではの開放感や空の青さに合わせて華やかな色柄を選ぶ方も多いですよ」とのこと。
日本人はもとより、オージーからのオーダーもよく入るそうで、背の高い人が着て映えるような華やかな着物もたくさん用意してありました。
〈姉妹、友だちと“同じ柄の振り袖を色違い”で着るのも素敵!〉
最近は旅行者からのオーダーも入るそうで、その利用法の多くが「浴衣でダーリンハーバーを夕涼み散歩+ディナー」、「着物でオペラやクラッシック鑑賞」(オペラハウス内はかなり冷え込むので着物だと丁度いい体感温度になります!)「振り袖+袴でオペラハウスをバックに記念撮影」というのも新婚旅行のオプショナルとしては非常にユニーク。
〈あでやかな振り袖で歩いていたらあっという間に注目の的!?〉
|
|
〈男性用の袴一式も揃っています、「一度袴をはいてみたかった!」というオージーも多いとか〉
|
さて、気になるレンタル方法ですが、出発前にメールで連絡して、好みを伝えておくと希望日にホテルまで着物と小物一式が揃った「着物ボックス」をデリバリー。希望者には別料金で着付けもしてもらえます。日本語で対応してもらえるので心強いです。返却はスタッフがホテルまで着物ボックスを引き取りに来てくれます。
基本料金は下記の通り・・・
* 浴衣セット(浴衣、帯、下駄):A$70.00
* 着物セット(着物用下着、着物、帯、小物、足袋、草履):$A$150-
* 花嫁振り袖A$500.00、打ち掛け等の結婚式衣装については下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。(色打ち掛けA$2,000.00〜、白無垢A$2,500.00〜、男性用袴A$250.00〜)
* 出張着付け料(シドニー市内):A$80.00〜(留袖や振り袖など、着物の種類によって料金がかわります)
その他、日本語が通じるヘアメイクのアレンジも可能です。
世界に誇れる日本の民族衣装KIMONOで出かければ周囲の注目を浴びることまちがいなし。次のお出かけの際にぜひチャレンジしてみて下さいね。海外暮らしが長くなるほど着物が恋しくなるシドニーナビでした。
連絡先:Honma Pty.Ltd.
日本語:可
クレジットカード:不可
<2011.4.12移転のため変更>
その他情報
※移転のため、連絡先が変更になりました。
makiko.homma@bigpond.com
makikohomma@hotmail.com
携帯電話:0433-823-862
<2011.4.12>
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2009-03-09