オーストラリア最大、シドニーでも最大のエスニックタウンである中華街!
こんにちは、シドニーナビです。
建国以来さまざまな国からの移民を受け入れてきたオーストラリア。その中でも近年はイギリス人移民を抜いてトップになるほどのパワーを見せている中国人。生活圏としてのエリアはシドニー郊外へと移っていますが、ヘイマーケットのチャイナタウンは今や多くの旅行者が訪れる観光スポットになっています。
飲茶はいかがですか~?の声がかかります。
チャイナタウンの魅力はなんといっても食と買い物。飲茶や餃子、北京ダックなどの中華料理だけでなく、マレーシアやタイ、ベトナムなどアジアの食を求めて、旅行者が頭を悩ませるお土産物を求めて、はたまたアジアの混沌とした雰囲気を求めて、いつもたくさんの人で賑わうアジア文化の発信地、シドニーのチャイナタウンをご紹介します。
路面電車が走るヘイ・ストリート。
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ディクソン・ストリート北門前の広場。
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チャイナタウンあれこれ
チャイナちっくなインフォメーション・キオスク。
<歴史>オーストラリア一古い歴史を持つシドニーのチャイナタウン。実は1900年ころに作られた最初の中国人街はロックスエリアにあったそう。その後ダーリングハーバーのマーケット・ストリートに移り、1920年以降になってから現在のディクソン・ストリートあたりにレストランが増え始めたそうです。
ディクソン・ストリートの北側にある門と石像。
<ロケーション>チャイナタウンはシティの南側に位置しヘイマーケット、セントラル駅そしてダーリングハーバーに囲まれたエリアを指します。その中心となるのが200mほどの短い通り「ディクソン・ストリート」。北側のゴールバン・ストリートと路面電車(トラム)が走る南側のヘイ・ストリートにはチャイナタウンを象徴する門と獅子の石像が建っていて歩行者天国になっています。
ヘイ・ストリートのすぐ南には古い大きなレンガ造りのマーケットシティ、東側にはキャピタル・シアターなどがあります。
<アクセス>チャイナタウンへはモノレール、トラム、バス、またはシティから徒歩でも簡単に行くことができます。最寄りの駅は「パディズ・マーケット駅」(トラムなら「キャピタル・シアター駅下車でも可)、サーキュラー・キーからはジョージ・ストリートを走る無料の555番シャトルバスを利用しましょう。タウンホールから歩く場合はジョージ・ストリートを南へほんの8~9分ほどです。
モノレールの「パディズ・マーケット駅」。
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こちらは路面電車(トラム)のパディズ・マーケット駅。
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チャイナタウンのグルメ
八楽居(The Eight)は750席もある大型飲茶レストラン。
チャイナタウンへ来たら食は外せません。中華料理や飲茶はもちろんシドニーの新鮮なシーフードが堪能できる中華系シーフードレストランはぜひ訪れたいところ!ほかにも大きなフードコートが3つもあるので、ひとりの場合やコストを抑えて気軽に食事を済ませたいときなどはとても便利。台湾、日本、韓国、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどなど、アジア各国の本格派料理が揃っていますよ!
行列のできるマレーシア料理店「Nonya」。
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「Mother Chus」は台湾のベジタブル料理店。大豆で作ってるとは思えないほど絶品の肉(?)料理。
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チャイナタウンでショッピング
バラマキ土産の調達ならぜひチャイナタウンへ足を運びましょう。オーストラリア土産の定番、カンガルーやコアラなどの動物ものやアボリジニのクラフトなど、同じものでもサーキュラー・キーやロックスのお店より安い場合も!さらに、ディクソン・ストリートに並ぶお土産物屋やパディズ・マーケットでは2個以上買うと割引になるところがほとんど。たくさん買う人はさらなるディスカウントを求めて交渉してみては?ただし、キズやほつれなど品物チェックを忘れないようにしましょう。
チャイナタウンの観光
チャイナタウンからダーリングハーバー寄りに進んだところに、中国広東省広州市とシドニー市の姉妹都市提携の記念として建てられた中国庭園があります。中国本土以外では最大の広東式庭園で、ティーハウスで中国茶を楽しんだり、伝統衣装を着て写真撮影などもできますよ。太極拳やヨガ、書道の体験クラスや中国茶のセレモニーなども行われるので(不定期)、興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。
チャイナタウンならではのイベントも多く、特に旧正月となる1月後半から2月にかけてはディクソン・ストリートやマーケット・シティ前、ベルモア公園などでドラゴンダンスやパレード、京劇や屋台料理などを楽しむことができます。
週末には大道芸人も!
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ベルモア公園の野外ステージ。
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いかがでしたか?
広さの割りにたくさんのお店がぎゅっと詰まったシドニーのチャイナタウン。地図も持たずぶらりと歩けるのが魅力です。旅行中の食事、フィッシュ&チップスやミートパイに飽きたらぜひチャイナタウンへ出かけてみましょう。
以上、シドニーナビがお伝えしました。