シドニーのクリスマス特集

真夏のシドニーで、お祭りムード満点のあつ~いクリスマスを過ごそう!

こんにちは、シドニーナビです。
残すところ1ヶ月を過ぎ、クリスマスらしい(!?)夏の陽気になってきました。そう、南半球では真夏に迎えるクリスマス♪ どんな楽しみ方があるのでしょうか?クリスマス・シーズンにおすすめのスポットやショッピング情報など、今回はシドニーのクリスマスを特集してみました。

クリスマス・シーズンのおすすめスポット

クリスマス・ツリーやイルミネーションで飾られた街を歩いたり、写真を撮ったりするのはとっても楽しいもの。シドニーではショーウィンドーなどが飾られる10月末頃からクリスマスの足音が聞こえてきます♪ まずはシドニーっ子が毎年楽しみにしているクリスマス・スポットからご紹介していきましょう。
マーティンプレイスのクリスマスツリー。

マーティンプレイスのクリスマスツリー。

マーティンプレイスの巨大ツリー
11月末になると、歩行者天国のマーティンプレイスに登場する高さ21m、58000個のライトと300個以上のオーナメントで飾られた巨大クリスマスツリー。イルミネーションの点灯式には、聖歌隊によるクリスマス・キャロルや人気歌手によるライブステージがあり、この日からシドニーの街はぐっとクリスマスムードが盛り上がります♪
携帯メッセージがイルミネーションに!

携帯メッセージがイルミネーションに!

毎年多くの人が訪れるマーティンプレイスのクリスマス・ツリーですが、今年(2013年)は去年までとは違う新しい仕掛けが話題となっています。それは、携帯でテキスト・メッセージをツリーに向けて送ると、その文字が浮かび上がり、イルミネーションになるというもの。つまり、市民や旅行者が眺めるだけでなく、参加するクリスマスツリー!みなさんも自分のメッセージがライトアップされたツリーと一緒に記念撮影をしてみてはいかが?
11月初め頃から飾られています。

11月初め頃から飾られています。

QVBの超豪華スワロスキー・クリスマスツリー
シドニークリスマスの名物といえば、こちらも有名なQVB(クイーン・ビクトリア・ビル)の超豪華クリスマスツリー。144000個のスワロスキー・クリスタルと60000個のライトで飾り付けされています。建築技師、エンジニア、照明コンサルタント、そしてオーストリアからのクリスタル・メーカーも含め、72人のスタッフが40時間以上かけて完成させているのだとか。
ツリーの根元から上部は見えません~

ツリーの根元から上部は見えません~

最上階まで上がりましょう。

最上階まで上がりましょう。

落ち着いた内装で雰囲気のあるQVB店内。

落ち着いた内装で雰囲気のあるQVB店内。

QVBは1898年に当時の英国ビクトリア女王の即位50年を記念して建てられた4階建ての建物で、クラッシックな内装のショッピングアーケードになっています。高さ24mのクリスマスツリーは、最上階まで吹き抜けの中央ロビーに飾られているもの。吹き抜けスペースギリギリの大きさのツリーゆえ、各階に上がってツリーを見るというのがなんともユニークです。
ワイルドライフ(室内動物園)の屋根にはコアラのサンタ!

ワイルドライフ(室内動物園)の屋根にはコアラのサンタ!

ダーリングハーバーにサンタが大集合
11月の末からは「ダーリング・ハーバー・サンタ・フェスト」が始まり、ハーバーサイド・ショッピングモールやコンベンション・センター、海上に浮かぶ船の上などあちこちにサンタのディスプレーが飾られ、ダーリングハーバーがクリスマスムード一色に。フェスティバル初日にサンタが披露する水上スキーやボートレースのパフォーマンスは、夏のクリスマスだからこそ!
この時期の気温25度前後。もちろん衣装の生地は薄いものです^^

この時期の気温25度前後。もちろん衣装の生地は薄いものです^^

また、何千人ものサンタがいっせいに走る「サンタ・ファン・ラン」は、シドニーで思い出に残るクリスマスを体験してみたい人にぜひおすすめのイベント。これは障がいを持つ子どものためのチャリティ・ランで、参加費にはサンタの衣装が含まれ、ダーリングハーバーからオペラハウスまでの5kmを走るというもの。ランナーだけでなく見ているほうも楽しめちゃうイベントです。
ダーリングハーバーでは12月中の毎週土曜日の夜(とクリスマス・イブの夜)に、打ち上げ花火が上がります。クリスマスのイルミネーションや花火が見られる海沿いのオープンテーブルでのディナー予約はお早めにどうぞ!
コックルベイに浮かぶ船のレストラン。

コックルベイに浮かぶ船のレストラン。

花火はこの海上から上がります。

花火はこの海上から上がります。

タウンホールの壁に次々と浮かび上がる映像。

タウンホールの壁に次々と浮かび上がる映像。

タウンホールのクリスマス・プロジェクション
街の中心に建つシドニー・タウンホールは、1869年に建てられたビクトリア様式の歴史ある建物。そのタウンホールの壁を使った、プロジェクションによるイルミネーションがクリスマス音楽ともに楽しめます。今年(2013年)は11月28日からクリスマス当日の12月25日まで。イルミネーションは夜8時半から深夜1時半まで見ることができます。場所はジョージ・ストリートのタウンホール正面ではなく、QVBとは反対側にあるシドニー・スクエアですのでお見逃しなく。

クリスマスのアクティビティ&エンターテイメント


物ではなく、思い出に残るクリスマスプレゼントに♪

物ではなく、思い出に残るクリスマスプレゼントに♪

<ブリッジクライム>
シドニーのランドマーク、ハーバーブリッジを登るブリッジ・クライムはシドニー旅行の人気アクティビティのひとつ。特にクリスマス時期には大変予約が難しいのだとか。12月は1年で一番降水量が少なく、気候が安定していること、そして街のイルミネーションが増える夜のクライムが人気の理由でしょうか。特にクリスマスの記念にプレゼントというカップルの参加が多いそうですよ!
12月の日の入りは8時前後。ディナークルーズは早めの予約がおススメ。

12月の日の入りは8時前後。ディナークルーズは早めの予約がおススメ。

<シドニー湾クルーズ>
この時期、もうひとつの人気アクティビティがシドニー湾クルーズ。各クルーズ会社はシャンペンやチョコレート、サプライズプレゼントなどが付いた特別クリスマス・ディナークルーズを用意しています。キャプテンクック社で今年(2013年)から発売しているのが、ビュッフェスタイルのシーフード料理に、DJと音楽やダンスを楽しむクリスマス・パーティクルーズ。こちらは11月から12月24日まで。ゆっくり暮れていく夏の夜には最適なシドニー湾クルーズで、ロマンチックなクリスマスを過ごしてみては?
<クリスマス野外コンサート>
12月、シドニーではクリスマス・ソングやキャロルを聴ける野外コンサートが各所で開かれます。ドメインではオーストラリア最大のクリスマス・コンサート、「キャロルズ・イン・ザ・ドメイン」、ハイド・パークでは「クリスマス・オン・ザ・グリーン」などなど。ブランケットとピクニックを持って出かけましょう~

25日の過ごし方


ローカルビーチが賑わいます。

ローカルビーチが賑わいます。

シドニーっ子はどう過ごす?
ローカルにとってクリスマスは家族や友人と過ごす日。カソリックのファミリーでは教会へクリスマスのミサに出かけ、その後はビーチや公園でバーベキューを楽しむ人が多いようです。25日はひっそりするシティとは逆に、たくさんの人で賑わうビーチタウンへ出かけてみてはいかがでしょう。
ダーリングハーバーのインフォメーション・センター。

ダーリングハーバーのインフォメーション・センター。

観光スポットは?
さまざまなイベントでお祭りムードが盛り上がるのは24日まで。クリスマス当日の25日は公共機関やデパートも含め多くの観光スポットがお休みになります。また、時間を変更するところも多いので事前に確認し観光は計画的にしましょう。
※クリスマス・デーに休みの観光スポットはこちら。

オペラ・バーも25日が年に一度の定休日。

オペラ・バーも25日が年に一度の定休日。

レストランは?
チェーンやフランチャイズの店、旅行者が多く訪れるダーリングハーバーのレストランはほぼ通常通りに営業しています。コックルベイ・ワーフやキング・ストリート・ワーフなどのレストラン街では、クリスマスの特別メニューを出しているところも。
ただし、シティやサーキュラー・キー、ロックスなどでは有名店でもお休みだったり、コースメニューのみの場合があります。お目当てのレストランがある場合には、事前に確認&予約をしておきましょう。

翌、26日はショッピングへGO!


ショッピング好きには嬉しいクリスマス・シーズン♪

ショッピング好きには嬉しいクリスマス・シーズン♪

クリスマスの翌日はボクシング・デーと呼ばれる祝日です。この日はデパートやショッピング・モールなど、早朝から夜まで営業時間を変更しての売り尽くしセールが行われます。この時期に滞在する人は、年に一度の大ショッピング・デーにぜ~んぶまとめて買い物しちゃいましょう~

いかがでしたか?
野外で楽しめることがいっぱいのシドニーのクリスマス。12月の夜は、いつまでもイルミネーションを眺めていたいと思うほど気持く過ごせるはずですよ。シドニーで過ごすクリスマスが最高の思い出になりますように!
以上、シドニーナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-12-11

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