シドニー完全攻略法 ビギナー旅行編

数ある観光スポットの中から選んだシドニー旅行の定番。これだけは押さえたい観る・買う・食べるをリストアップ!

こんにちは、シドニーナビです。オーストラリアと聞くと、グレートバリアリーフの珊瑚の海そしてエアーズロックの砂漠というイメージ、ありますよね。シドニーという町の名前は聞くけれど観光スポットってあるの?ショッピングは?美味しい物ってあるの??というシドニー旅行ビギナーの方へ、絶対に外したくない観光スポットやそこでの楽しみ方、効率よく回る移動方法など、シドニー旅行完全攻略法・最新版をお届けします。

観光編 これだけは押さえたい その1 シドニー・オペラハウス


シドニー湾を帆走するヨットの帆をイメージし、100万枚以上のスウェーデン製タイルで作られた甲羅型屋根のオペラハウスはシドニーのシンボル。1973年には世界文化遺産にも登録されました。遠くから眺めても美しく、近くで見ると今度は圧倒される迫力!つい何枚も写真を撮ってしまいます。年間を通じてオペラやコンサートなどさまざまな催しが行われていますが、観賞する予定のない方は日本語ガイド付きのオペラハウス・ツアーで。通常は出演者や関係者しか入れない場所へも案内してくれます。真っ青な海をバックに、または夕暮れ時に、時間や眺める方向によって変化する美しさも魅力です。

観光編 これだけは押さえたい その2 ハーバー・ブリッジ


シドニーのもうひとつのシンボルと言えばハーバー・ブリッジ。やっぱり迫力の美しさでついついカメラを向けてしまいます。シングルアーチ橋としての長さは世界第2位の1149mで、海面から橋の一番高いところまでは134mもあります。このハーバー・ブリッジ、サーキュラー・キーやオペラハウス、ロックス地区の結構どこからでもその姿が見えるので写真を撮っておしまい、となりがちですが、実はこの橋の上を歩いてみるのもおすすめ。シドニー湾を行きかうヨットやフェリー、オペラハウス、シティのビル群が眺められる最高のビューポイントなんです。さらに、勇気のある方は橋のアーチ型の部分、海面から一番高いてっぺんまで歩くブリッジクライムに挑戦してみては?予約必須の人気アトラクションです。

観光編 これだけは押さえたい その3 ザ・ロックス


オーストラリアの歴史が始まる1788年、イギリスの移民船が到着し最初に足を踏み入れたのがここザ・ロックス。今でも入植・開拓時代の古い街並みや建物が残っています。名前の由来となったように、その当時岩だらけだった土地を開拓し町を築いていった歴史を知ると、ロックスの散策もタイムスリップしたかのようにイメージが膨らみますね。現存するオーストラリア最古の家や上陸記念碑のファースト・インプレッション、そして他にも、映画マトリックスの撮影現場となった、アーガイル・カットと呼ばれる流刑囚人達がノミとハンマーだけで作った大きなトンネルは一見の価値あり。
ここでは、そんなロックスの歴史を地元ガイドが案内してくれるウォーキングツアーに参加してみてはどうでしょう?夜にはゴーストツアーなんていうのも!?石畳の路地を散策しながら、雰囲気の良いカフェやレストランを見つけるのもロックスの楽しみ方のひとつです。

観光編 これだけは押さえたい その4 ダーリング・ハーバー


シティの西側、コックルベイ沿いにおしゃれなカフェ、レストラン、ホテルが並び、シドニー湾クルーズの多くがここから発着します。週末にはイベントあり、ストリートパフォーマンスあり、シーズンには巨大スクリーンでスポーツ観戦あり、そして、夏の土曜の夜には花火あり(不定期)と、まさにビック・エンターテイメント・スポットなんです。有名なシドニーの年越し花火もここダーリング・ハーバーから。ほかにもカジノで有名なスターシティやIMAXシアター、世界最大級のシドニー水族館、これまた世界最大級の室内動物園のワイルドライフ・ワールドがありコアラにタッチできて一緒に写真が撮れちゃうんです。こんなにいろいろなエンターテイメントが集まっているダーリング・ハーバーですがほぼ全て歩いて回れる距離にあります。もしも歩くの疲れた~という方はミニ列車が走っていて手を挙げれば停まってくれますのでご利用を(有料)。
そして、実はナビ一番のおすすめはダーリング・ハーバーの夜景。多くのレストランやバーがオープンカフェになっていますからお酒を飲みながら街を眺めるのもよし、楽しそうに歩く人たちに混じってハーバー内をぐるっと一周散歩するのもよし。特にピアモント・ブリッジの上からの夜景は最高の眺め!

観光編 これだけは押さえたい その5 タロンガ動物園


タロンガとはアボリジの言葉で「美しい水の眺め」を意味するとか。サーキュラー・キーからはフェリーでほんの10分ほど。タロンガ動物園は丘の上にあるので、ここからのシドニー湾の眺めは本当に素晴らしい!お天気がよければぜひピクニックを持って出かけましょう。ここではオーストラリア固有の動物、コアラ、カンガルー、ワラビー、エミュー、カモノハシ、ウォンバット、タスマニアデビルほか世界各国の動物が観られます。タロンガ動物園のちょっと変わった人気のプログラムがRoar&Snoreというサファリテント・スティ。テントで一泊しナイトサファリやオペラハウス&ハーバーブリッジの夜景が楽しめちゃうというもの。一生の思い出になりそうですね。

食事編 これだけは押さえたい その1 ウォーターフロント・レストラン


シドニーのウォーターフロント沿いを散歩するのもシドニーの楽しみ方のひとつですが、そんなベイエリアにはたくさんのウォータービューのカフェやレストランが並びます。サーキュラー・キーからオペラハウスまでの遊歩道やダーリング・ハーバー沿いならアクセスバツグン。観光の合間の休憩にオープンカフェでカプチーノまたは冷たいオーストラリアビールを飲みながら青い海に浮かぶヨットを眺め、夜は夜景を眺めながらシーフード・レストランでお食事。そんな風に眺めるウォータービューと街こそが一番シドニーらしい景色かもしれません。

食事編 これだけは押さえたい その2 多国籍料理


移民が多いオーストラリアの中でもシドニーは特に多国籍都市と言われています。各国からの移民が自然と集まり出来た外国人街にはそこに暮らす人のための店やレストランが集中しています。行きかう人はその外国人街の人ばかりで白人率0%なんてというところも!シティのチャイナタウンは有名ですが、例えばストラスフィールドはコリアンタウン、韓国料理を食べたいなら迷わずココへ。日本料理ならクロウズネスト、他にもベトナム料理はカブラマッタ、インド料理ならハリスパーク、そしてイタリア料理はライカートと、シティから電車で行ける距離でいろんな国の本格料理が楽しめちゃうんです。シドニーに来て、行ってみたかった国の料理を試してみるというのもいいですね。

食事編 これだけは押さえたい3 オーストラリアの国民食


レストランでかしこまって食べるものではないけれど、オーストラリアの味といえばやはりミートパイがおすすめ。カフェやベーカリー、フードコートなどどこでも手軽に食べられます。
シドニーで一番有名なミートパイ屋さんと言えば、 1945年から営業しているハリーズ・カフェ。古くはフランク・シナトラからラッセル・クロウ、ケビン・コスナーなどなど、キングスクロスのお隣りウールームールーにある本店には訪れたスターの写真がたくさん貼ってあります。B級グルメがお好きな方は要チェックです。

ショッピング偏 その1 ブランド品、トレンドをチェックしたいならピット・ストリート・モール


ピット・ストリート・モールはシティの真ん中を南北に走るピット・ストリートの一部を歩行者天国にしたショッピンアーケードで、ここにはトップブランドの店が集中しています。特に2011年に改装工事を終えたウェストフィールド・シドニーには高級ブランドやカジュアルブランド約100店舗が新しくオープンしました。加えて、西側のジョージ・ストリート沿いには大手デパートのMYER、そして東側には高級デパートのDAVID JONESがありと、まさにショッピング天国。ほかに、ピット・ストリートとジョージ・ストリートの間にあるビクトリア様式のストランド・アーケードにはオーストラリアデザイナーのファッションが集まっていて、ショッピング好きなら何時間でも過ごせそう。

ショッピング偏 その2 お土産物やかわいい小物を探したいならフリーマーケット


オージーはフリーマーケットが大好き。週末になると市内だけでなく各地で青空マーケットが開かれます。売られているのは野菜や果物、ハチミツ、ペイストリーなどの食べ物類からアクセサリーや手づくりソープ、クラフト、アート、古着、アンティークとさまざまです。特に有名なマーケットの中では、チープなお土産物を探すならパディス・マーケット、一番規模の大きいのはパディントン・マーケットなどありますが、おすすめはアクセスが一番簡単で良質のものが多いロックス・マーケット。ザ・ロックスで毎週末、午前10時から夕方5時ころまで、150以上のお店や屋台が並びます。

ショッピング偏 その3 雰囲気を楽しみながらショッピングしたいならQVB


正式名称はクィーン・ビクトリア・ビルディング、通称でQVBと呼ばれる、1898年にビクトリア女王即位50年を記念して建てられた美しい建物です。中はショッピングセンターになっていてファッションの店や雑貨屋、カフェなどが入っています。外観だけでなく、ステンドグラスやアイロンワーク、カラクリ時計など内装も素晴らしいのでぜお立ち寄りを。QVB正面のビクトリア女王の像の前は待ち合わせや写真を撮る人でいつも賑わっています。

乗り物偏 その1 市内移動


シドニー市内の見所は結構歩いて回れる距離にありますが、移動手段としてはタクシー、市バス、電車、モノレール、そして郊外へ行くにはフェリーも利用できます。移動のメインステーションとなるのがサーキュラー・キーと呼ばれる場所で、電車の駅でもあり、フェリーの発着所でもあり、そして多くのバスの始発所にもなっています。シドニーナビのスポット情報でも行き方の説明はこのサーキュラー・キーからになっていることが多いです。

郊外を含めて市内を一番網羅しているのは市バスですが、その中でジョージ・ストリートとエリザベス・ストリート、2つのメイン通りを走る無料のシャトルバスのご利用がおすすめ。バスの番号は555でグリーンの車体にShuttleと書かれています。このバスはセントラル駅とサーキュラー・キー駅を時計回りと反時計回りに巡回していて、朝は9時から約10~20分間各で運行しています。終了する時間は曜日によって違い、月~水と金曜日が午後3時台まで、木曜日が9時台まで、土・日曜日が6時台までです。移動手段としてだけでなく観光の前にぐるっと一回り乗ってみるのもアリですね。

乗り物偏 その2 シドニー・エクスプローラーとボンダイ・エクスプローラー


真っ赤な2階建ての観光バスで市内の観光スポット25ヶ所を周るシドニー・エクスプローラーとボンダイ・ビーチまでの10ヶ所を周るボンダイ・エクスプローラーとがあります。どちらも何度でも乗り降り自由で24時間券と48時間券があり、朝は8時半から夜は7時半まで。このバス、ハデハデの真っ赤な車体なので目立つ上に、2階は屋根ナシのオープンバスになっているので眺めもバッチリ!シドニー・エクスプローラーは15~20分間隔、ボンダイ・エクスプローラーは30~40分間隔で運行しています。各スポットでは観光案内の放送もあり。楽しく、効率よく、ラクに観光できますね。時間が限られている方には特におすすめです。
いかがでしたか?見どころも多く移動も簡単なシドニーの旅ぜひぜひ満喫してください~。以上、シドニーナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-01-25

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