「スカルプチャー・バイ・ザ・シー」に行ってきました!
毎年好評の「海辺で楽しむアート祭り」も2009年で13回目を迎えました。日焼け対策をがっちりとして一緒に自然の中のアートを楽しみませんか?
こんにちは、シドニーナビです。夏時間が始まってからもなおしっくりと来ない空模様続きのシドニーでしたが、最近ようやく遅ればせながらもようやくの夏本番となってきました。「夏=海」は世界共通のお約束ですが、ついでに「アート」も加えてみてはいかがでしょう?
今年で13回目を迎える毎年恒例のアート・イベントは、ボンダイ〜タマラマ・ビーチ間の海岸通りに100以上の作品が並びます。世界中のアーティストが出品し、会期中は30万人以上の観客を動員するというからスゴい!毎年日本のアーティストも出品し、世界的な評価を受けています。
シドニーシティからバスで約40分、やってきましたボンダイ・ビーチ。ビーチ・リゾートとしての貫禄充分なこの街へ来るとシドニー住民でありながらもホリデー気分が盛り上がってしまう不思議な力を持っています。「北のマンリー、南のボンダイ(正確には東ですが…)」と言われるほどにシドニーでの人気を二分に分けている有名ビーチ。近くのボンダイ・ジャンクションに英語学校が多いせいかワーキング・ホリデー・メーカーや学生も多く住んでいます。
さて、バスをおりらどうやって会場へ行けばいいの?と思ったのも束の間。平日でも会場まで人の流れが出来ているので、後をついて行くだけで迷うことなく辿り着けますよ。
案内のテントの先に左に降りる階段があるのでそこからスタート!海を左手にみてアチコチにオブジェの姿が見えてきます。なお、この案内テントではA$10で全作品の紹介がされているパンフレットの販売もしています。
アートと散歩で心も身体も健康に!?
早速思うままに歩いて行きましょう!メインの遊歩道以外にも海辺の崖っぷちや草むらの中、岩場の隙間など至る所に作品が展示されていて、ちょっとした宝探し感覚も味わえちゃいます。往復約5キロの距離ですが、起伏が激しいのであまり無理をしないようにゆっくり進んで行くのが正解!
ズンズカ歩いて行くと右側の高台に大きな旗が風になびいています。炎天下の海沿いを歩いているとけっこう体力を消耗するへなちょこナビ。「ん?まさかあんな高いとこまで上がれとな?」と一瞬怯んでしまいますが、せっかくきたんだから出来る限り楽しんじゃおうと自分に言い聞かせ、息が上がりながらも頑張って階段を登ります。すれ違うワンコたちも舌をだしてゼーゼー状態。「お互い頑張ろうなっ!」とワンコとエールを交換しながら登頂成功!(ってそんなに高くはないんですけどね。ホントは軽〜い丘レベルの高さです)
最初に目に飛び込んで来たのが高さ約2mの巨大ドミノ。ちゃんと微妙な角度で倒れています。この作品は触ってもオッケーなので、一緒に記念撮影をする人が多かったですよ。
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こちらは触るどころか中に入ってもオッケー。あまりの外の暑さに子どもと一緒に中に入って涼むお母さんも。後ろの男の子はすっかりくつろいじゃってもう出てくる気がないな…
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さて、この辺りがちょうど中間地点。見晴らしも良いし、木陰や売店もある ので絶好の休憩ポイントでもあります。海を正面に右を見ると今回のゴール地点、タマラマ・ビーチまで続く人の動きがよく見えますのでペース配分をしてから進みましょう!
ここは海の青さも格別です。一昔前のi Macに美しいブルーの半透明のモニターがあったのを覚えてますか?あれは、このボンダイビーチの海の青さから取った名前だったってんですよ。そんなに距離は離れてないのにボンダイの深い碧からタマラマに向かうにつれどんどん緑がかった明るい青に海の色が変化して行きます。
10分ちょっと歩いたところでようやくタマラマに到着!
タマラマ・ライフ・セービング・クラブの建物の中では小さめの作品の展示と販売をしてします。お値段も数百ドル〜1万ドル近くまでと幅広いレンジでみな「この作品なら手が出るかな〜?」なんて話しながら楽しそうに見ています。日本人アーティストの作品もいくつか出展されていましたよ。
建物を出て目の前の階段を下りると本日の終点タマラマ・ビーチに到着です!普段は地元住民が日光浴を楽しむ静かなビーチですがこの会期中はカメラを持った人たちで大賑わいしています。昼間はライフセーバーが常勤していますので水着を持参してひと泳ぎするのもいいかも。ワーホリ?学生?どちらかわかりませんが、学校帰りと見られる多国籍な若者たちがピクニックを楽しんでいました。
ビーチらしく周りの空間と調和するような大きな作品が目立ちました。木でできたシンプルな家は雑誌の建築特集なんかに出てきそう!
いかがでしたか?ナビが行った日は平日だったせいか制服を着た小学生たちの姿も多く見られました。ワンコ連れの若い人も多かったけど皆仕事に行ってないのか〜?海と空をバックに芸術散歩ができる自然と生活が密着しているオーストラリアらしいこのイベントは11月15日(日)まで開催されてます。入場無料ですので時間と体力の都合を付けて足を運んでみてくださいね。以上、シドニーナビでした。
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その他情報
スカルプチャー・バイ・ザ・シーのサイト:
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記事登録日:2009-11-02