7&8月のシドニー 【2012年】

冬だから楽しめるシドニー観光をご紹介。2年に1度のアートの祭典ビエンナーレも7&8月に開催です。

こんにちはシドニーナビです。
1年で最も寒いシーズンに突入してまいりました。夜明けは7時、日の入りは5時と日照時間は短く、平均最低気温が10℃を切る寒さとなる季節。しかし、冬のシドニーだからこそ体験できるホエール・ウォッチングのシーズン到来です。恒例のウィンター・フェスティバルやロックス・アロマ・フェスティバル、2年に1度開催される世界的アート・イベントのビエンナーレもお見逃しなく!
7&8月のシドニーの風景です。
お庭に咲くポイントセチアの植木。

お庭に咲くポイントセチアの植木。

ストランド・アーケードのディスプレー。

ストランド・アーケードのディスプレー。

マリーナは少しさびしい感じ。

マリーナは少しさびしい感じ。

バス通勤はこんな服装で。

バス通勤はこんな服装で。

ツバキも咲いています。

ツバキも咲いています。

冬はやっぱり定番のアグ・ブーツ。

冬はやっぱり定番のアグ・ブーツ。

カレンダー編

8月6日(月) ピクニック・デー(ノーザンテリトリー州)

※7月&8月ともににニューサウスウェールズ州の祝日はありません。

お天気・気候編

日が差すとコートは必要ないことも。

日が差すとコートは必要ないことも。

7月&8月は最低平均気温が9℃という一年で最も寒い季節です。夏の暑さの反動か、それとも年間6ヶ月以上が平均気温20℃で過ごしているせいか、多くのシドニーっ子はこの季節、ダウンジャケットや厚手のコート、マフラーなどでバッチリ防寒しています。しかしもちろん日本の冬ほどの寒さはなく、昼間日が差せばコートなしで過ごせますし、快晴の日には半そでで過ごしている人を見かけることもあったりします。ただ、夜にサーキュラー・キーなど海風が強いベイサイドを歩く場合や、クルーズやフェリーなど海上で過ごす場合には特に暖かい服装の用意をしたほうがよいでしょう。
海風は冷たいので船に乗るときは防寒をしっかり。

海風は冷たいので船に乗るときは防寒をしっかり。

<7月>
平均気温13℃
平均最低気温9℃
平均最高気温17℃
平均降水量69mm

<8月>
平均気温14℃
平均最低気温9℃ 
平均最高気温18℃
平均降水量81mm

7&8月のエンタメ情報

シドニー・ビエンナーレ
日時:6月27日(水)~9月16日(日) 
場所:コカトゥー島、NSW州立美術館、現代美術館ほか
料金:無料
☆世界各国のアーティストの作品が集結する2年に1度のアートの祭典。シドニーでは今年で18回目を迎えます。日本人アーティストの照屋勇賢氏や須田悦弘氏の作品にも注目!
ウィンター・フェスティバル
日時:6月29日(金)~7月15日(日) 平日12:00~22:00 週末10:00~22:00
場所:ボンダイビーチ
料金:無料 スケートリンクは有料:大人A$20~29 子どもA$15~23
☆ボンダイビーチの特設スケートリンクでアイススケートを楽しもう。音楽、ダンス、パフォーマンスありの冬の恒例イベント。
ディズニー・オン・アイス
日時:7月11日(水)~7月16日(月)  
場所:オリンピック・パーク
料金:大人A$28.50~69.50 子どもA$24.50~37.50
☆全世界70ヶ国以上の国々で公演が続けられている、ディズニーキャラクターによる氷の上のミュージカル。ディズニーファン必見です。
ロックス・アロマ・フェスティバル
日時:7月29日(日) 10:00~17:00 
場所:ロックス
料金:無料
☆世界各地から集められたコーヒーが楽しめる、コーヒー好きには見逃せないイベント。ほかにもティーやホットチョコ、スイーツ、おいしい香りのするものがいっぱい。
シティー・トゥ・サーフ
日時:8月12日(日)  
場所:ハイド・パークからボンダイ・ビーチ
エントリー料金:A$60~75
☆シティにあるハイド・パークからダブル・ベイ、ローズ・ベイを通り、ボンダイ・ビーチまでの14kmを走るチャリティ・ラン。

7&8月のシドニーの楽しみ方

ホエール・ウォッチングのクルーズ船はダーリングハーバーやサーキュラー・キーから出航します。

ホエール・ウォッチングのクルーズ船はダーリングハーバーやサーキュラー・キーから出航します。

ホエール・ウォッチング
冬になると、南極の海域から何千頭というクジラがシドニー湾沖を北へ移動します。クジラは北上するときは内側(大陸に近い方)のルートを通るため、陸上からでもホエール・ウォッチングが比較的簡単にできるんです。もちろんホエール・ウォッチング・クルーズに参加すればクジラを見られる確率は大幅アップ。キャプテン・クックなど多くのクルーズ会社では「クジラを見られる確率100%」とうたっていて、もしもクジラを見ることができなければ別の日の便に乗船可能。シドニー湾沖で最も多く見られるのはザトウクジラ、ほかにもマイルカやバンドウイルカが見られるチャンスもありますよ。
陸からのホエール・ウォッチング可能な場所のリストはこちら。
小高い丘の上に建つシドニー天文台。

小高い丘の上に建つシドニー天文台。

星空観察
7&8月はともに降水量もさほど多くなく、1年のうちで最も空気が澄んでいる冬は星空がとても美しい季節です。南十字星やケンタウルス、さそり座、大マゼラン星雲など北半球の日本からは見ることができない星を探してみませんか?シドニーから80kmほど内陸に位置するブルー・マウンテンズの方まで足を延ばせば満天の星を見ることができますが、シドニー市内でも晴れた夜にはぜひ空を眺めてみてください。ロックス地区にあるシドニー天文台で南半球の星座観察もおススメです。
いかがでしたか?
気象庁の発表によると、記録的に雨が多かった去年に比べて、今年は穏やかな秋・冬になるだろうとの季節予報の通り、今までのところ過ごしやすい日が続いています。乾燥した冬の星空もそうですが、夕暮れ時の空の色も格別にキレイですよ。夏とはまた違った魅力のある冬のシドニー。ぜひ満喫してくださいね。
以上、シドニーナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-06-27

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