さぁシドニーに冬が来た!今年で3年目を迎えるウィンター・フェスティバル。参加者の防寒対策もしっかり考えてくれているので、外が寒くても気軽に参加できました、
こんにちは、シドニーナビです。いやぁ連日シドニーは寒いです!冬だから寒いのは当たり前なのですが、今年の冬は特に寒いっ!異常気象の影響なのか連日台風並みの暴風雨が続いていて「晴れの街、シドニー」は一体どこへいってしまったのだろう?とカフェで隣り合わせたオージーたちと一緒に首を傾げていたほど。ついつい外に出ないでひきこもりがちな毎日ですが、そんな時こそ晴れた途端に皆外に繰り出そうと虎視眈々。大人しく家で冬を越すことなんて考えられなくなったら、もうオージーの仲間入りができたと言えるかも!?
そんな極寒な日々の中、今年もこの季節がやって来ました。楽しいことが大好きなオージーに大人気のウィンターフェスティバル。シドニーに限らず、オーストラリアの各地を順繰りに回って行くこの冬祭り。シドニーでは7月22日から8月11日まで開催され、シドニーの後はメルボルンにて8月18日から9月4日まで開催されます。
スケートリンクもグレートアップ!
今年でまだ3回目とまだ年が浅いイベントですが、確実に年々グレードアップして来ています。今年(2011年)はスケートリンクのサイズまでアップ!以前の倍以上の広さ(長さ?)になりましたよ。以前は外で靴を履き替えなければならなかったのですが、今年はちゃんと大きなテントに椅子まで備わった豪華版に!?これだったら子ども連れでも安心ですよね。ちなみに月曜日から金曜日の午後4時まではスケート靴の貸し出しが無料!
オープニングの日も雨が降り止まなくて例年よりちょっと寂しいスタートになり、当初予定していたいくつかのイベントも延期になってしまいましたが、実際足を運んでみたらそこそこの人が集まっていました。スケートリンクに関しては「むしろこのくらいの方が安全でいいんじゃない?」って思えるほど。だって、雪と無縁のシドニーっ子。基本的に皆滑るのはあまり上手ではなさそうなんだもの。
会場の真ん中には巨大なビニール・テント!
中に入ると暖炉に火が入ってぬくぬく温か~い。外との気温差のギャップに久しぶりに「スキー場のゲレンデ感覚」を想い出しました。ドリンクとフードショップが両側にあるので、寒いのが苦手な人はいったん入ったらもう出たくなくなること必至。いつもはパブで集まっているオージーもちょっと旅行気分で遊びに来ているみたい。外で元気にすいすい滑る人たちを眺めながらお酒とおしゃべりを楽しむのがこれからのシドニーの冬のトレンド(期間限定ですが)になるのかな?
さぁ外ではどんなメニューが待っているのかな?
アルペンのウィンター・リゾートを意識して作られたという屋台ゾーン。スイスといえばチーズでしょ!と今年も人気のラクレットのお店を始め、ヨーロパ勢が多いです。でも気づけば見覚えのある国旗も!?小さなパンケーキの上にチョコレート・ソース!こりゃぁ甘いモノ大好きなオージーが放っておかないメニューだなぁ。この日は直前まで雨が降っていたためか比較的来客数が少なかったみたいです(そしてほとんどの人はビニール・テント内から出て来ない…)
寒い日には無料で配ってくれるチャイの美味しさがいつもの倍に感じられる〜!
新たなイベントがぞくぞくと!
今年はスキー場のプロモーションなどがない代わりに新たなイベントが続々と登場。毎週金、土曜日の18時50分と19時50分、日曜日の17時50分と18時50分にはアイスショウのパフォーマンス、月曜日、木曜日、金曜日、土曜日の18時から22時は「ウィンター・フェスティバル・ミュージック」と銘打って、それぞれのテーマに沿った音楽が流れます。例えば月曜日は「クラシック・マンデー」でワルツのしらべに乗せて氷の上を優雅にスイスイ~。木曜日は「ニュー・ジャーマン・ウェイブ」としてドイツを代表する歌手、ネーナが所属していたバンドの代表曲「99 Luft Balloons」からファルコまで、ドイツやオーストリアなどドイツ語圏のポップ・ミュージシャンに焦点を当てるそう。聞くところによると、その日のテーマに合わせた格好で来るノリの良いオージーも多いとか。せっかくのイベントだもの、恥ずかしがらないで楽しんじゃった方が勝ちですよね!
いかがでしたか?昼、夜それぞれに違った顔を持つこのイベント、子どもから大人まで充分楽しめそうです。この3年の快進撃をみているとまた来年もまだまだ伸び幅がありそう~!どれだけアップグレードして戻って来るのかな?と既に次を楽しみにしているナビでした。
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記事登録日:2011-08-02