ダーリング・ハーバーを歩こう

海洋都市シドニーを代表するハーバーといえばココ!モノレールが走る橋を渡り、フィッシュマーケットまでのんびり散歩!

こんにちは、シドニーナビです。今日は気持ちのよいハーバーサイドにやってきました。サーキュラー・キー近辺は、やはりシドニーの顔でもあるオペラハウスやハーバーブリッジがあるのでもちろん素晴らしいのですが、こちらのハーバーはなんといってもシティに近い!というのが最大の利点。皆さんの泊まるホテルからもアプローチしやすいかも。というわけでこのエリア、今日は半日かけて回るのにちょうどいい散策ルートをナビがご紹介しようと思います!
アクティビティやレストランたっぷり!
シティのほうからダーリング・ハーバーを目指すなら、マーケット・ストリートから入るのが一番分かりやすいです。ビルの谷間を走るモノレール沿いに歩いて行けばいいのですから。歩道とモノレールの交差するところで階段で下に降りると東岸のハーバーサイドに出て、そのままピアモント・ブリッジを歩けば、西岸ということになります。
別にキング・ストリートからもアプローチできます。遊歩道を抜けると、WildlifeWorld とアクアリウムのある施設にたどりつきます。
ここでは各種クルーズ船がたくさん出港するほか、ローコストでサーキュラー・キーなどへいけるフェリーもここから出航しています。
地図などで確認すると、このアクアリウムの南北にレストラン街が広がっているようです。北側は「キングストリートワーフ」。シーフード中心ですが、和風フュージョンを出すことでも有名な「Kobe Jones」も入っています。片や南側は「コックルベイ・ワーフ」やシーフードで有名な「Nicks」も入っていたりして、やはり観光客や地元客などで賑わっています。
昼はカフェ、夜はレストランと、いろんな顔を持っているのが、このエリアのレストランの特徴。チョコレートで有名な「リンツ」のカフェも発見!
ナビもちょっと感じのよさそうな、こちらのお店でディナーをしてみましたよ!
橋を渡って風を受けよう!
このピアモント・ブリッジは車の通らない全歩行者道になっているので静かに渡ることができます。さらに停泊している船、お店のにぎわい、そして上をモノレールが行き来する様子を眺めながら渡ることができ、たいへん爽快。
振り向けば、正面がシドニータワーです。

振り向けば、正面がシドニータワーです。

あれ?左の男性、服装がちょっと??(要Click!) 

あれ?左の男性、服装がちょっと??(要Click!) 

右手に見える白い建物がオーストラリアの海の文化や入植時代の航海の歴史を紹介する国立海洋博物館(National Maritime Museum)。水際にあり、潜水艦や戦艦が停まっていて、乗り物好きにはたまりません。一部の展示艦は中にも入れるそうです。
橋を渡ると、そこは「ダーリング島」。ピアモントエリアともいい、こちらは観光客にはお目当てであることが多いカジノやフィッシュ・マーケットがあるので、そこまで歩いてみましょう。
Star City のカジノで蓄財?散財?
シドニー最大のカジノは「Star City」内にあり。5つ星ホテルやレストランなどもそろっています。2階は全てカジノで占められ、24時間ギャンブルが楽しめます。スロットマシン1500台、ルーレット、ポーカー、バカラなど160ものゲームテーブルがあって、とにかく華やか。
(カジノは18歳未満は入場禁止。服装はスマートカジュアル。撮影禁止、さらにバッグなどの所持品は有料でクロークに預けなくてはなりません)
シーフードを心ゆくまま!
カジノからフィッシュ・マーケット(Fish Market) までは徒歩ですぐ。新鮮なシーフードの卸し市場にはシドニー近海で獲れたエビ、ロブスター、オイスター、カニ、イカ、マグロなどがそろっていて、観光用に開放された販売店では海鮮素材が山積みされています。すでにボイルされたりしているロブスターや、オイスターもソース付きで売られているので、近くの席に座ってそのまま食べられます。もちろん、サーモンのお刺身、などもあります。
おすすめ店はサーキュラー・キーにも人気店がある「Doyles at the Markets」。ここはオープンなお店が多いので好きなものを指さしで注文すればいいと思います。
お天気がいい日、水際の席はお客さんでいっぱいになります。

お天気がいい日、水際の席はお客さんでいっぱいになります。

料理教室の場所まであります。

料理教室の場所まであります。

このエリアには発電所を修復して造られたパワーハウス博物館もありますが、お散歩コースからは外れていますので、興味のある方はどうぞ。

噴水のある気持ちのよい公園!
このダーリング・ハーバーはかつて製粉所や羊毛の集積地として栄えた港でした。それがオーストラリア建国200年記念祭である1988年を機に再開発が進み、新たな観光スポットとして生まれ変わったそう。西岸のコンベンション・センター、エキジビション・センター、そしてハーバーサイド・ショッピングセンターなどを見ると、この場所が計画的にできたエリアだということがわかります。
右側にはIMAX シアターも見えます。オーストラリア最大の巨大スクリーンを持つ劇場で、毎日ハリウッド映画などを上映、定期的にプログラムが変わるとのこと。
コンベンション・センターをさらに南に下っていくと、噴水の美しい通りに出ます。ここは車も通らないのでとてもさわやかで、日向ぼっこにでている家族連れも多いところ。
左に中国庭園を見ながら、もう少し歩くともうホリディ・インのあるチャイナタウンにぶつかります。
このコース、ただ歩くだけなら1時間強というところですが、もし足が動かなくなったらフィッシュ・マーケットからライトレールも走っているので、ライトレールに乗ってチャイナタウンで降りてもOK。えっ?その前にカジノで釘づけになっちゃうかも?! 
港歩きはいつでも気持ちのよいもの。でもお店が多いし混んでいるので、だいたい先に「どこで食べるか」目処をつけてから散歩をするのもよいかも。それではいい休日を!シドニーナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-30

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