Manly Scenic Walkwayに挑戦しよう!

所要時間4時間からの上級散歩コース。でもその景色の素晴らしさは超1級!

こんにちは、シドニーナビです。お散歩大好きなナビにとって、いろんなところに散歩コースが用意されているシドニーはちょっとしたパラダイス。お天気のいい日をみてはピクニックがてら散歩に繰り出しています。そんなナビが後回しにしてきたのが、この「Manly Scenic Walkway」。途中カフェでお茶したりできるのんきな散歩コースとは違い、その距離10km!がっつり4時間くらいはかかる本格的な散歩コースだというのです。 しかし景色もこの上なく最高で、頑張って歩く価値はあるとの噂・・・。これは満を持していくしかない!というわけで10kmの距離にびびる自分のお尻をたたき、ついにチャレンジしてきました!
このコースはThe Spit~Manlyまでの海沿いをひたすら歩く片道コース。というわけでどちらをスタートにしてもOKです。ナビ達はManlyを起点にして軽くランチをした後、お昼からThe Spitに向かって歩くことにしました。
<さぁ。出発!>

<さぁ。出発!>

<ちゃんと「Manly Scenic Walkwayの印がでているので、これにしたがって進みます。>

<ちゃんと「Manly Scenic Walkwayの印がでているので、これにしたがって進みます。>

開始早々、次々見えてくるビーチのきれいさにいちいち喜ぶナビ一行。青い海と白いヨットの帆のコントラストって、どうしてこんなにきれいなんでしょうか。
このへんに住んでいる住人しか通らなさそうな、一般のおうちのそばの小道を通るところも。お庭がきれいなお家が多いので、ちゃっかり花を楽しんだりしつつ先に進みます。
こんな普通なら来ないような小さな入り江に来れるのも、散歩道のいいところ。
それにしても、ここらでだんだん「これってWalkwayなのか!?」と疑問がわいてきたナビ一看板がでているからそれに従って歩けるけど、ビーチの砂の上を歩いたり岩の上を歩いたり・・・これって「道」!?看板の指示がなければまずこれを道だとは思わない・・・。まぁより海辺を歩けるし、きれいだからいいんですけど☆
<一定の間隔で登場する看板。これがなければ確実に迷子。>

<一定の間隔で登場する看板。これがなければ確実に迷子。>

<岩場だけどWalkwayの一部。>

<岩場だけどWalkwayの一部。>

<砂浜だけどこれもWalkwayの一部。(笑)>

<砂浜だけどこれもWalkwayの一部。(笑)>

かなりNATUREな道につっこみつつ元気に進むナビ。ManlyからReef Beachあたりまでは、アップダウンのない道なのでわりと楽に歩けます。しかしNational Parkあたりから上りの山道に!これはもう山登りの域!意外なHard Wayにひいひい言いながらもなんとかNational Parkの先端まで登りきると・・・
素晴らしい眺めです!高台からノースヘッド・ミドルヘッドが一望!吹いてくる風もすがすがしい!歓声をあげて景色に見入り、山登りの疲れもすっかり忘れてしまいました。

National Parkのそばに広い芝生の公園があったので、そこで休憩をすることにしました。お水が、おいしいー!思ったよりハードな道なので、水分補給のためにしっかり飲み物はもっていきましょうね。
<左:広々芝生が気持ちいい、Tania Park。>

<左:広々芝生が気持ちいい、Tania Park。>

<右:Tania Parkからの眺めも最高。スタート地点のManlyがあんなに遠くなった!>

<右:Tania Parkからの眺めも最高。スタート地点のManlyがあんなに遠くなった!>

さて、しっかり休憩をとってウォーキング再開。ひきつづき自然全開の道をてくてく進みます。
<道はあれど、なかなかハード!たまにすれちがう人も汗びっしょり。>

<道はあれど、なかなかハード!たまにすれちがう人も汗びっしょり。>

<水辺もいいけど、高い崖の上から見下ろす海もまたきれい!>

<水辺もいいけど、高い崖の上から見下ろす海もまたきれい!>

森の中を歩いていると、鳥の声がしたりどこからか甘い匂いがただよってきたり。見たことのないを目にしたり、ひょっこり野生の生き物に出会ったり。
そんな風景を楽しみながらおいしい空気をすっていると、いつのまにか自分の中から毒素がすーっと抜けていくような感じがします。マイナスイオンいっぱいの森の散歩道、左手には常に青く美しいビーチ。もう最高です。シドニーって何てきれいな街なんだろう!としみじみうなってしまうほど。
もうここらへんまで来ると、あろうことか、「きれいな景色に飽きる」という何ともありえない贅沢すぎる症状が発生してきます!(笑) それくらい、Walkway中どこも素晴らしい景色が楽しめるってことです。万歳!
そんなことをいいつつ長い長い散歩道もようやくファイナル。さらさら砂浜のクロンターフビーチを歩き終え・・・
ついに「The Spit」の標識がみえました!10km歩破!お疲れ様でした!ナビの所要時間は約5時間。途中かなりゆっくり休憩したりおしゃべりしながら歩いたので、普通に歩けばもっと早く歩けると思います。なので一般に言われる「所要時間約4時間」というのは妥当ですね☆ それにしても、こんな野生道を「Walkway!」と言いきって、あらゆる場所を観光可能にしてしまうオーストラリア人の感覚にもちょっと感心です。オージーは自然を生かしたおでかけが上手なんでしょうね。到着地のThe SpitからSpit Bridgeを渡れば反対岸はMOSMANです。
せっかくなのでお茶でもしようかと思ってMOSMAN側に渡ったのですが、あまりお店の数が多くなくしかもナビが行った時はすべて閉まっていたのでこれにて解散することにし、ここからバスに乗ってそれぞれ岐路につきました。到着時にお店に入ったりするのを楽しみたい場合は、The Spitから歩き始めてManlyを到着地にするほうがいいかもしれません。
<反対岸のMOSMAN。>

<反対岸のMOSMAN。>

思った以上にハードな道のりでしたが、「頑張って歩く価値があるくらい景色がきれい」という噂は本当でした☆ぜひ一度はたっぷり時間をとって挑戦してほしいWalkwayです。
当たり前ですが途中にお店なんてもちろんないので、水分やおやつは忘れずに!!
以上、シドニーナビでした。
関連タグ:マンリーウォーク

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-01-27

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