ワトソンズ・ベイを歩いてみよう

絶景を見てウォーキングした後は有名レストランでおいしいシーフードと夕日でまったり♪ シドニーからフェリーで20分のプチトリップへGO

こんにちは、シドニーナビです。
朝起きたら冬晴れの気持ちのいい一日。みなさんがシドニーにいたらどこに行きたいですか? 市内観光には1日もいらないし、ブルーマウンテンへは早起きして行きたい、ショッピングにはもったいないし・・? こんな日にナビがおススメしたいところといえばワトソンズ・ベイ。クルーズ気分でシドニー湾をわたり、キレイな景色を眺めながらブッシュウォーキングした後はおいしいシーフードと夕日でまったり♪ そんなプチトリップにぜひおススメの場所、ワトソンズ・ベイへと出かけてみましょう!

ワトソンズ・ベイの歩き方、スタートは桟橋から!

シドニー・フェリーで20分ちょっとで着きました

シドニー・フェリーで20分ちょっとで着きました

シドニー湾の入り口に位置するワトソンズ・ベイへは、サーキュラー・キーから船に乗ってアクセスするのが一番。というわけで、今回はフェリーに乗ってやってきました! ワトソンズ・ベイの海にはたくさんの船が停泊していて、フェリーはその間を縫うようにゆっくりと小さな桟橋に到着します。
ワトソンズ・ベイのフェリー乗り場

ワトソンズ・ベイのフェリー乗り場

桟橋を降りるとすぐに見えるビーチと公園。観光気分が盛り上がります♪

桟橋を降りるとすぐに見えるビーチと公園。観光気分が盛り上がります♪

桟橋を降りると目の前には広い公園があり、左右にビーチが続いています。有名なシーフードの店、「ドイルズ」の前のビーチを通って、まずはウォーキング・トレイルがあるサウスヘッドを目指しましょう。
桟橋前のビーチ沿いの道から住宅街を抜け、歩くこと7~8分。目の前に広がるのは、穏やかでとっても美しいキャンプ・コープ・ビーチ。砂浜のすぐ後ろには普通の民家(・・というより豪邸^^)があってプライベートビーチみたい! こんなに住宅街に近くてすぐそばには船が行きかっているのに、なんでこんなに水が透明できれいなんでしょう~。
この砂浜を歩いて行きます~。夏に来る方は水着のご用意を~!!

この砂浜を歩いて行きます~。夏に来る方は水着のご用意を~!!

サウスヘッド・トレイルの入り口

サウスヘッド・トレイルの入り口

「サウスヘッド・トレイル」の入り口へはキャンプ・コーブ・ビーチの脇にある階段を登って行きます。外洋からシドニー湾への入り口にあるサウスヘッドは、もともと軍隊の基地として使われてたところ。現在もトレイルの右側はオーストラリアの陸軍訓練所で立ち入り禁止になっています。
ゆるい坂を上がり、高台へ出てきました

ゆるい坂を上がり、高台へ出てきました

実際に使われていた大砲が残されています

実際に使われていた大砲が残されています

ここも水の色がキレイ。勇気のある方はどうぞ(笑)

ここも水の色がキレイ。勇気のある方はどうぞ(笑)

ブッシュの中をしばらく歩くと「Lady Beach」の看板が出てきました。「Clothing Optional」と書かれています。ここは「何も着けずに泳いでもよろしい」というヌーディスト・ビーチ! この日の気温は18度、冬だというのにヌーディな方たちが(笑)結構います。・・といっても決して皆さんが 想像するような(?)プリティな光景ではありません^^: さらっと進みましょう。
歩き始めて15分もすると、ボート、ヨット、フェリーなどたくさんの船が行きかうこんな景色が見えてきました! 左側にはシティのビル群、正面にはミドルヘッド、右側にマンリーそしてノースヘッドの絶景!
トレイルからのシドニー湾の眺め

トレイルからのシドニー湾の眺め

昔、灯台守が暮らしていたという砂岩で作られた小さなコテージがありました。こんな景色を見ながら暮らす毎日ってどんなでしょうね? でも嵐の夜とかは怖いかも。。
海を見ながらしばし休憩

海を見ながらしばし休憩

コテージが見えたら灯台はすぐ!

コテージが見えたら灯台はすぐ!

ホーンビー灯台。ここから折り返します

ホーンビー灯台。ここから折り返します

さて、ウォーキング・トレイルの折り返し地点となる「ホーンビー灯台」が見えてきました。これは1858年に作られた、今でも現役のニューサウスウェールズで三番目に古い灯台。こちらも砂岩でできていて、1933年に電気が使われるようになるまでは、灯油とガスが光源として使われていたそうです。
ちなみに、オーストラリアで最初に建てられたのは、ワトソンズ・ベイの南に位置する「マッコーリー灯台」。1818年に完成した、こちらは真っ白の美しい灯台で記念撮影のスポットにもなっています。
キャンプ・コーブ・ビーチにある売店

キャンプ・コーブ・ビーチにある売店

ナビは途中、写真を撮ったり座ってぼ~っと景色を眺めたりしていたので、1時間以上ここで過ごしました。サウスヘッド・トレイルはゆっくり歩くだけなら所要時間はおよそ40分ほど。途中お手洗いも1箇所あります。売店はトレイル入り口のキャンプ・コーブ・ビーチにのみ。一部日陰がない場所もありますので、夏場は水分補給や日焼け止め対策をお忘れなく。

さて、次に向かうのは?

さて次は、ワトソンズ・ベイの東側にある太平洋に面した断崖絶壁、「ザ・ギャップ」を目指して歩きましょう。
キャンプ・コーブ・ビーチにある売店の横から「クリフ・ストリート(Cliff St)」をまっすぐ進んで行くと、通りの名前が「ミリタリー・ロード(Military Rd)」と変わります。ロバートソン公園そばにあるバス停の手前にザ・ギャップの入り口が見えてきます。
まっすぐ道なりに進みましょう

まっすぐ道なりに進みましょう

ザ・ギャップもシドニー国立公園の一部

ザ・ギャップもシドニー国立公園の一部

崖の上には遊歩道が整備されています

崖の上には遊歩道が整備されています

階段を登ると、先ほどまでの穏やかな内海とは違う太平洋が広がっています。左手の崖は高さ50mはあるでしょうか。まさに断崖絶壁! ゴツゴツとした岩に波が打ち付けていて、ずっと下を見ていると吸い込まれそう。。
崖の上の方まで続いている遊歩道をさらに歩いてみました。荒々しい崖と目の前には太平洋、後ろを振り返ればと穏やかなワトソンズ・ベイとシドニー湾の眺め。なんとも雰囲気の違うふたつの絶景が広がっています。
ワトソンズ・ベイとシドニー湾の眺め。ハーバーブリッジやシティのビルが見えます

ワトソンズ・ベイとシドニー湾の眺め。ハーバーブリッジやシティのビルが見えます

途中、かなり歩きづらいところも!

途中、かなり歩きづらいところも!

崖上へ行く道は途中から岩を削った階段に変わり、かなり歩きづらくなっているところもあります。安全柵はありますが、足元には充分注意してくださいね。

たくさん歩いた後はおたのしみの食事へ♪

桟橋まで戻ってきました。

桟橋まで戻ってきました。

さて、たくさん歩いてお腹も空いてきました。ワトソンズ・ベイでの食事といえばやっぱりシーフード! 有名な「ドイルズ・オン・ザ・ビーチ」のある桟橋方向へ戻りましょう。もともとワトソンズ・ベイは開拓者が移民してきた頃から栄えてきた漁師町。1885年に創業のドイルズはオーストラリアで一番古いシーフードレストランで、シドニーのフィッシュマーケットにも出店しています。フェリーの桟橋に「ドイルズ・オン・ザ・ワーフ」というテイクアウェイもできる店もありますが、今回はゆっくりしたかったのでオン・ザ・ビーチの方へ☆
フェリーで着いてすぐに見た時には席待ちの長い列ができていましたが、ナビが行った3時頃には待つことなく席へ。それでも眺めがいいビーチ側の席は埋まっていました。もしも希望の時間やテーブルがある方は予約をして行くことおススメします! 
ドイルズ・オン・ザ・ビーチ

ドイルズ・オン・ザ・ビーチ

海辺のレストランっぽく明るいインテリア

海辺のレストランっぽく明るいインテリア

今日はシーフードチャウダーと人気メニューのフィッシュ&チップスをオーダーしてみましたよ。チャウダーのシーフードはぷりぷりのホタテやエビ、イカやムール貝、それに日本では珍しいバルメイン・バグ(ウチワエビ)がど~んと殻ごと! シーフードの旨みがたっぷりです。フィッシュ&チップスのお魚はタイやキスなど4種類がありますが、オーストラリアではポピュラーなバラマンディをチョイス。
シーフードがたっぷり♪

シーフードがたっぷり♪

バラマンディは衣をつけて揚げると美味!

バラマンディは衣をつけて揚げると美味!

ボリュームたっぷりのフィッシュ&チップスが運ばれてきました。外がカリッと揚がっていて、厚みのある中のお魚がフワッフワ、おいしい白身の魚の味がします。チリープラムソースとモルネーソースの2種類のソースが付いていますので、最初はたっぷりのレモンだけで、その後ソースに付けていただきました♪ 
店員さんに話しを聞きましたが、やはり一番の人気メニューはフィッシュ&チップスだそう。桟橋にある店との違いを聞いてみると、材料の魚も衣も全然違うとのことで、こちらの衣はビールを使ったり昔からの調理法で作っているそうです。やっぱり夏の間はとっても混むそうで、逆に冬は平日限定のお得なランチ料金を提供しているので平日が結構混むということでした。

いかがでしたか?
冬の時期は夕方5時頃にはだんだん日も傾いてきます。ワトソンズ・ベイでゆっくり夕日を眺めるもよし、暮れてくるシドニー湾を船の上から眺めるもよし。みなさんも観光の合間にぜひまったりとした時間を過ごしてみてくださいね。
以上、シドニーナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-09-11

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