シドニーから飛行機で1時間半。ビクトリア調の街並が美しいメルボルンを一緒に歩いてみませんか?
こんにちは、シドニーナビです。「オーストラリアの中のヨーロッパ」ともいわれているメルボルン。クラシックな街並にシドニーから度々訪れるファンも多いとか。今日はシティ・サークル内を無料で走るトラムと自分の足を駆使して充実の1日を目指しましょう!市内はNYや京都と同じように碁盤の目のように真っすぐな道でできているのでポイントとなる通りの名前だけを押さえておけば迷うことなく目的地に辿り着けます。
前回、メルボルン探索には欠かせない路面電車(トラム)について軽く案内をしましたが、今日はそのトラムを駆使して時間の限りメルボルンを楽しんでしまいましょう!(メルボルンの詳しい交通情報はこちらからどうぞ。http://www.metlinkmelbourne.com.au/)
ワインレッドの車体で脇に大きく書いてある「CITY CIRCLE TRAM」の文字が目印。ラトローブ・ストリート、スプリング・ストリート、フリンダース・ストリート、スペンサー・ストリート上の停留所に停まります。上下線とも約10分おきに走っているので、お好きな方に乗れば大丈夫ですよ。一周約3〜40分で回れますのでまずはウォーミングアップを兼ねて一回りすることをおススメします。
車内ではトラムのルートマップや観光案内が世界中にある中華街、もちろんメルボルンにもありますよ〜!置いてあったり、現在通っている場所の観光案内をしてくれたりと、観光客にとっては嬉しいことずくめ。英語の勉強と観光が一度に楽しめます!?ルートもシティ内のほとんどの観光スポットを網羅しているので乗らない手はないっ!!
トラムでざっと一回りしたらまず最初に目指して欲しいのが「フェデレーション・スクエア」。いくつもの三角形が組み合わされたユニークな建物は2001年に連邦政府100周年を記念して作られました。ワールドカップやマイケル・ジャクソンンの追悼式などイベントごとに大きなスクリーンの前に若者が集まる図を日本のTVニュースなどで見たことがある人も多いのではないのでしょうか?敷地内にはアート施設、カフェ&レストランもありいつでも地元の若者で賑わっています。
ガラス張りの建物のドアをくぐり、地下に降りて行くと観光案内所があります。メルボルン内外の情報が無料で手に入りますよ。観光ルートやレストランなどについて相談に乗って欲しい場合は銀行と同じルールでまず番号札を取って順番待ち。担当者が親身にアドバイスをくれますよ。日本語の地図なども用意してありますのでここでもらっておくことをおススメします。お土産物も売っているので、大まかな値段チェックや時間が無い人はここで買い物しちゃうのも効率的でいいかも。
ナビのイチオシはスワンソン・ストリートからコリンズ・ストリートを左折した右手側にあるブロック・アーケード。ビクトリア時代の19世紀にたてられたクラシックなショッピング・アーケードはナショナル・トラストによって保護されると共に「最も美しいアーケード」と呼ばれています。有名チョコレート店のHAIGH’Sやアンティーク・ショップ、高級ブティックやカフェなどが入っています。
(282 Collins Street, Melbourne VIC 3000 Tel: 03-9654-5244)
世界中にある中華街、もちろんメルボルンにもありますよ〜!
リトル・バーク・ストリートを中心とした一帯は中国語の看板だらけ。北京、上海、広東などのあらゆる中華を堪能出来るエリア。歩いている人もアジア系が多く、 食事時にはチャイナドレスを着た呼び込みのお姉さんの姿に一瞬「ここはどこだっけ?」感覚に見舞われます。美味しい中華を食すなら迷わず中華街へ!カジュアル〜高級指向まで幅広いジャンルが揃っています。
フリンダース・ストリート駅をさっきとは逆方向に進むとメルボルンの南をとおる大きな川、ヤラ・リバーにぶつかります。橋を渡るとサウスゲートというショッピングモールやハマー・ホールなどショッピングやコンサートも楽しめるスポットが盛りだくさん。週末にはマーケットも開かれます。ヤラ・リバー沿いは遊歩道になっているので、週末は大道芸を見ながらノンビリ散歩するのもいいですよ。
クラウンカジノ
コリンズ・ストリートとキング・ストリートの交差点(ヤラ・リバー沿い)にある巨大カジノ。フリンダース・ストリート駅からヤラ・リバー側の出口を出て橋を渡ったすぐ右側にあります。
ホテル、劇場、映画館、レストランにブランド・ショップまではいった一大総合施設。年中無休の24時間営業なので、休憩がてら運試しをするのもいいかも!ゲームエリアへの入場は18歳以上に限られていますので、若く見える方は念のためパスポートなどのID持参で行くことをおススメします。(8 Whiteman, Southbank tel:03-9292-8888)
ちなみにカジノのお隣りにはエキシビジョン・センター、川向こうにはメルボルン水族館もありますよ。
この街を楽しむのに欠かせないのが脇の小道(レーン)。メルボルン市内には数えきれないほどのレーンがあり、地元のビジネスマンのランチやコーヒータイム、観光客の憩いの場として朝からずっと混雑しています。小道に並んだカフェたちはオーストラリアのカフェ文化の立役者。メイン・ストリートにある大きなデパートやチェーン店とはひと味違った個性的でオシャレなカフェや雑貨屋さんへ偶然の出会いを探しに行ってみませんか?(あまり人通りがないようなところには入り込まないように注意してくださいね)