重厚でありながらもスノッブすぎないヨーロッパ的なエッセンスを感じる佇まいについ惹き込まれてしまう
こんにちは、シドニーナビです。「素敵!→買う!」はショッピングの基本図式。さらにそれぞれのバックグラウンドを知ることで更にその商品に対する愛着が湧いて来ますよね。その歴史が深かったり、多くの物語を抱えていたら尚更愛着も深まるというもの。それが「伝統」という言葉を重くさせると共に「知らなければ高く感じる物」に対して逆に「だったらこれ位の値段は妥当かも?」と財布の紐を締める強度も変わって来るではないでしょうか?もちろん予算山盛りの人は「金ならあるっ!良いもの目指してオークションへ行って参る!!」と言うことも可能でしょうが、庶民なナビは宝くじが当たるまではオアズケ。じゃあ普通にお店で良い物を探すにはどうしたらいいの?
オーストラリアは歴史が浅いせいか「伝統ある一品」を見つけるのに買い物好きは常々苦労していますが、今日はそんな同好の士の皆様に朗報!えぇようやく見つけましたとも!!と言ってもオーストラリア産ではなく、歴史のメッカヨーロッパ商品を扱うこのお店、まさしく歴史がてんこ盛り!
ウラーラの目抜き通りQueen Streetにある“ヨーロッパ”を目指してレッツゴー!
テラスハウスが立ち並ぶこのエリアらしく、「ロバート・バートン」の店内もゆったりとした雰囲気。 天井の高さとガラス張りのショウウインドウがどこまでも明るくパリのアパルトマンを思わせます。商品が多くてごちゃごちゃしそうな部分はレイアウトを低めに設定するなどバランスの取り方にもセンスの良さを感じます。
カジュアルなポロシャツやカーディガンは主にフランス製で、サイズ14(日本のSサイズ)からと小柄な日本人にもぴったりのサイズが見つかる事間違いなし!パステル・カラーで優しい雰囲気。
メンズ、レディース共にA$60.00
BENSIMONのキャンバス地のスニーカーは第二次世界大戦でフランス軍が利用していたそう。ポップな色合いが揃っているので、洋服に合わせてコーディネイトしてみては。
A$149.00〜 A$159.00
トルコのジーンズ・メーカーMAVI取り扱いしている唯一の路面店。David Jonesでも取り扱っているそうですが、2種類しか置いていないため試着をするなら断然こちらがオススメ!レディスサイズは24インチからメンズは30インチから。
バッグ類は全てイタリア製素材を使用。お値段約A$350.00からとちょっと高めの設定ですが、セールをしていることも多いのでチェックしてみて!
日本で数年前から流行のレインブーツがようやくオーストラリアでもみられるようになってきました。
ベルギー製のミニタオル。コットン100%でバッグに忍ばせても可愛いし、キッチンで布巾代わりにも活躍してくれそう。1枚A$10.00とお手頃価格なのでオミヤゲとしても重宝するかも。
食器は1814年にドイツで設立されたDibbern製。薄いうす〜いガラスにほんのりと色がついたタンブラーとマットでポップな色合いの陶器のバランスが絶妙。1931年オリジナルの復刻版のこの陶器は全て手塗りだそうです。
香りもこだわりの逸品揃い
種類はそれほど多くないものの、棚に並ぶはイタリア製の“BLU Mediterraneo”やフランス製の“Nuxe”“Hermes”等、世界の一流最前線ばかり!サンプルが置いてあるので、この機会に遠慮なく試してみちゃいましょう!
1643年設立のパリ本店の老舗”Cire Travdon”のキャンドル。手吹きグラスはイタリア製、エンブレムはシャンペンメーカーと細部にまでこだわった逸品。このお店の看板商品と言ってもいいほど!天然植物を使ったキャンドルは火をつけなくても充分に香り立つのでルームフレグランスとしても活躍してくれます。香りが混ざらないよう、全てに蓋がしてある心遣いに感激!
商品知識の豊富さに、単なるビジネスではなく全ての商品に対する愛情が伝わって来ると共にエレガントなスタッフの対応にすっかりお店のファンになってしまいました。一見高級、でも簡単に日常使いに取り入れる事ができそうなラインナップが目白押しなので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね。以上、「ロバート・バートン」からシドニーナビでした。