■シドニーの気候と服装

気になるシドニーの気候と服装は?

シドニーは南緯33度、東経151度、オーストラリア大陸南東部に位置しています。温帯性気候に属し比較的温暖で、夏の平均最高気温は25~26℃、冬でも平均最低気温は8℃と、一年を通して過ごしやすいといえるでしょう。四季はありますが、南半球にあるため日本とは逆。暦の上では9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬となります。

気候について

日本の四季とは違うところも!
シドニーでは1年の最も暑い月と最も寒い日の平均気温差が約10度ほどしかなく、特に冬の寒さは日本ほど厳しくありません。四季があるとはいえ日による温度差が激しく、太陽が顔を出している時とそうでない時は体感温度がかなり違います。そのため、夏でも雲が厚い雨の日はコートやジャンパーを着る人がいたり、逆に冬でもTシャツやタンクトップで過ごす人もいます。

天気が変わりやすい!
シドニーでは「1日のうちに春夏秋冬が来る」という言葉があるように、急に天気が変わると気温が大きく上下することがあります。クールチェンジとよばれさっきまで晴れていたのに急に雲が立ち込め、突然気温が一気に4~5℃、雷雨になると時には10℃以上も下がることも! 天候が不安定な日には注意が必要です。

雨の時期は?
年間を通じて毎月の降雨日数はだいたい平均しており、日本の梅雨やオーストラリア北部の雨季のように、特に集中して雨が降る時期というのはありません。ただ、季節的には春・夏よりも秋から冬にかけての方が降水量がやや多くなります。
紫外線ってやっぱり強い?!
オーストラリアの紫外線レベルは日本の3倍といわれています。晴天の日の太陽光線はとにかく強烈 紫外線が強くなるのは午前10時頃からで午後3時頃ピークに達します。春~秋はもちろん冬でも、日焼け止めと帽子は忘れないようにしましょう。夏は特にサングラスがあると過ごしやすいです。日焼けが気になる方は上着を羽織ったり、日傘を使うといいでしょう。

空気の乾燥と水分補給に気を配って!
シドニーは日本と比べかなり空気が乾燥しています。肌や髪の保湿に充分気を配りましょう。喉が弱い人はのど飴を用意するといいですね。夏は湿気がないためカラッとしていてたいへん過ごしやすいと感じますが、気温が高い日は特に水分補給に気を配りましょう。

服装について

早春 8月下旬
春の訪れを告げるチューリップや梅が咲き始める季節。まだ肌寒い日もありますので、薄いスカーフやスプリングコートの用意を。8月は降水量が最も少ない月でもあります。
春 9月~11月上旬
10月に入ると平均最高気温は20℃を越え、穏やかで過ごしやすい日が続きます。日中は薄い長袖シャツや半そでで過ごせます。朝晩や曇りの日にはジャケットやフリースなど上着が必要でしょう。
8月下旬

8月下旬

10月

10月

初夏 11月中旬
そろそろ海水浴ができるようになります。平均最低気温も15℃まで上がり、時には汗ばむ陽気に。初夏からは日本の夏の服装でOKです。ただし夜には長袖やカーディガンがあった方がいいでしょう。
夏 11月下旬~3月中旬
シドニーで一番暑い季節。時には40℃を越える暑さになる日もあります。紫外線対策は万全にしましょう。タンクトップやサンドレスで過ごせますが、日中外で過ごす場合は長袖の着用をおススメします。夏後半は特に天候が不安定な日が多く、突然の雷雨が降ることがあります。折りたたみ傘や何か羽織るものを忘れないようにしましょう。傘は日よけ用にも使えます。
12月

12月

1月

1月

秋 3月下旬~5月中旬
昼と夜の温度差が大きくなってくる時期です。晴れの日の昼間は薄手の長袖で過ごせますが、雨の日や夜の外出にはコートが必要なほど寒くなる日もあります。簡単に脱ぎ着できる上着、また折りたたみ傘があると便利でしょう。
4月

4月

5月

5月

冬 6月~8月中旬
平均最低気温が10℃を下回る一番寒い季節。厚手のコートやマフラーが必要でしょう。晴れた日の昼間はコートなしで過ごせることもありますが、ベイサイドやクルーズでは海からの冷たい風が吹きますので、特に暖かい服装にしましょう。
6月

6月

7月

7月

月別気温と降水量


※参考資料
関連タグ:気候服装

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-04-26

ページTOPへ▲

その他の記事を見る