昔も今もシドニーの顔として存在感を保つショッピングアーケード。いろんな意味で、地元の人にも愛されています。
こんにちは!シドニーナビです。ビジネスマンや留学生などでにぎわうメインストリート、ジョージストリート。その一等地にそびえる細長くて玉ネギ型の天井が可愛らしいランドマーク、それがQueen Victoria Building、略してQVBです。
このショッピングアーケード、用事があってもなくてもつい中を通ってしまいます。とても開放的なのが特徴で、隣りのストリートを歩くより「QVBの中を通っていこう」と思わせるほど、そこに建っているだけで何やら不思議な人をひきつける不思議な力を持っているビルなのです。
数多くのブティックやカフェがあり、ブランド物があったと思うと、すぐ近くにコアラのぬいぐるみを扱うお店もあったりと、幅広い商店網を展開しています。またこのQVB、ショッピングだけでなく、建物自体もじっくり見学する価値があります。
ため息のでる豪華な内装・・・
この建物は1898年、当時の英国国王ビクトリア女王の即位50年を記念して建てられました。ロマネスク様式の半円アーチを持ち、ビザンチン様式のドームに加えて、外壁は玄武岩、中の階段は大理石のモザイクタイルを使用するなど、細部まで気を配って仕上げられていて、さりげなく豪華なんです。
1階から4階まで、くまなく歩いてみよう!
1階は主にブランド店など、有名どころが集まっています。そして上の階にあがっていくと、プライヴェートブランドとでもいうべき、オーストラリア国内ブランドのブティックが多くを占めていて、その間に素敵な陶器や小物の店、観光土産店が混在しています。ワンフロアに30店舗くらいあります。
地下1階にあった「パーフェクト・ポーション」のショップで。
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アウトドアグッズでいっぱいの「Australian Geographic」。時折バーゲンもやってます。
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カフェでゆっくり建物を観察!
このQVB、ほとんどの階のコーナーにカフェがあるほか、1階の中央部分にもカフェがあり、オージービジネスマンたちでにぎわっています。もちろん、観光客もカジュアルにそれに交じってもぜんぜん違和感なし、地元人の気分が味わえますよ。
こんなサービスもあります!
QVBは観光客が必ず訪れる場所であるため、両替、チケットパスの案内など、いろいろ便利に使えるサービスも多くあります。シティの中心でもあるので必要があれば、ここで用を足していくのがよいかも。
いつもいる、ビル中ほどの靴磨き店。「(写真をとるなら)モデル料取るよ!」
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ヨークストリート側にはバス停がたくさんある関係で、バスルートの案内所などもあります。
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その他の情報・・・
この建物、けっこう複雑にできています。特に地下。北のシドニータワーの方へ歩くとマイヤーズのあるビルの地下フードコートにそんまま出ることができます。またシティレールのタウン・ホール駅も地下で直結しているので、乗り換えも便利にできます。なるほど、これならQVBに自然と人が集まるはず。
仕組みが分かったところで、ナビもゆっくりとショッピングを楽しむことにしましょう。ではHave a good shopping !! シドニーナビでした。