フォックス・スタジオ・エンターテインメント・クウォーター

Fox Studio Entertainment Quarter

閉店・移転、情報の修正などの報告

ショップ、グルメ、エンターテイメントを網羅したテーマパーク!

こんにちは、シドニーナビです。今日ご紹介するのはかつては“Fox Studio”とよばれていたオーストラリア映画の中心地。未だに標識はフォックス・スタジオになっているとこもありますが、“エンターテイメント・クウォーター(略してEQ)”と改称すると共に、内容もよりパワーアップ!映画好きの方はもちろんのこと、買い物、食事、イベントと一人でも家族でも1日中楽しめるエリアとして週末は特に大賑わい。

ここは緑溢れるムーア・パークとセンテニアル・パークという双方巨大な公園に囲まれたところに位置し、お隣はシドニーFCの本拠地、オージー・スタジアムとこれまたオーストラリアの国民的スポーツである、シドニー・クリケット・グラウンドが。それぞれ試合のある日には昼間からパブで出来上がっているサポーターで溢れかえっています。

旧Fox Studioの名の通り、映画の名所でございます!

この雰囲気の中にいるとなんとなくハリウッドの撮影所にいるような気分になって来ちゃいます。今でも本当に撮影で使われているので、運が良ければ撮影現場が見れるかも!?32エーカーにも及ぶ広大な敷地で、かつては映画のテーマパークとしてアトラクションもあったのですが、今は閉鎖されてしまったそうです。
撮影所の隣には“オーストラリアン・フィルム・テレビジョン&ラジオ・スクール(AFTRS)”があり、1973年の設立以来、オーストラリアの映像業界の核となる映像や音響に関するプロフェッショナルを多数輩出。日本からの留学生もいるそうです。近いうちにオーストラリア映画のテロップにも日本人の名前が見られるようになるのかな?ユニークなところではゲームデザインのコースもあります。
こちらは出演者養成所ともよべるパフォーミング・アート・スクール。将来のダンサー、アクターを目指す若者が将来を夢見てやってきます。通常のダンス・クラスなどもあり、日頃のエクササイズのために通う社会人も多いそうです。
ハリウッドを始めとした大作映画を上映する“ホイツ”と国内外の単館上映の映画だけではなく、シドニー国際映画祭の開催地にもなるシネマ・パリス。
すでにふたつの映画館がありますが、昨年の12月にはダーリンハーバーに続いてホイツの中にIMAXシアターがオープン。迫力の3Dが堪能できます。
EQ内のレストランとホイツ、シネマ・パリスどちらかの映画館のチケットがセットになった「ムービー・ミール・ディール(A$35)」。よっつの提携レストラン(BAVARIAN BIER CAF_, ablaze, cine Golden Century Seafood Restaurant)でクーポンをお求め下さい。

レストランセクションはどんな感じ?


敷地内には多数のレストランやスタンドがあり、軽食からフルコース、アイスクリームからカフェまで幅広いセレクション。しかし、オージーは冬でもアイスを食べるんですよねぇ。「お腹冷やすよ〜」と思いつつも美味しそうに頬張るかれらを見ていると、ついついお店に惹き込まれて行ってしまいます(そして腹痛…いとかなし)。
中華街でおなじみの高級中華料理店“ゴールデン・センチュリー”の支店がLang RdとDrive Avenueの角にあります。本店同様、生け簀の中を元気に泳ぐ魚やアワビが!年中無休で昼12:00〜23:00まで営業しています。(電話:02-9358-4488、ウェブ:http://www.goldencentury.com.au/)

ビール&ミートで有名なヨーロピアン・スタイルのビストロ“ババリアン・ビア・カフェ”。テラス席はビニール・シートがあるので冬でも暖か!

“フォックス+ライオン”は何事もない日は静かなパブ。 「薄暗い店内でストゥールに腰掛け、ビール片手に気怠い午後」な図がよく似合いますが、スポーツイベント時となると雰囲気一転。時間を問わず、ビール片手の陽気なオージー生産工場へと変貌を遂げてしまいます。

ファッションからインテリア、スポーツ用品、雑貨類までシティと変わらぬ品揃えを誇る“EQ商店街”


ショップは毎日朝10:00よりオープン。閉店時間もお店によって18〜22:00とまちまちですが、シティに比べて空いている+遅くまで開いてる+敷地内の移動も楽なので場合によってはこちらの方が便利かも?
生活雑貨&カフェの大手ショップ、ベイ・スイス。

変形自在で大人気の“ビーン・クッション”。これさえあればソファー要らずどころか、小さい子にはベッド代わりにもなるかも。

子供服で人気のキッズ・セントラルやエスプリ・キッズも入っています。

目指せちびっ子アーティスト!

ロリポップス・プレイグラウンドの向かいにあるこのスタジオでは素焼きの陶器に自分で色付けをして、オリジナルの置物や写真立て、貯金箱やオブジェなどを作ることができます。キャンバス版の塗り絵(線が引いてあるキャンバスに絵の具で色付けをする)もあり、子どもたちが独創的な色合いで「一斉ピカソ(!?)」な作品作りを楽しんでいました。料金に道具料など全て含まれているので、手ぶらで行って大丈夫。色塗り終了後はプラス15分で最終仕上げをしてくれます。
予約は不要なので、急な雨とかご両親のどちらかが買い物に専念したい時のアトラクション代わりなどに気軽に利用できますよ。
水、土、日曜日の10:00〜17:00と祝祭日、スクールホリデー日(同営業時間)のみの営業です。値段は作品の大きさによって変わりますが、大体A$10前後となっています。ビザ&マスターのクレジット・カードが使用できますが、2.5%のサーチャージがかかりますのでご注意下さいね。

オマケ:そのほかにはボーリング場もありますよー。

いかがでしたか?日本やアメリカのユニバーサル・スタジオに比べると格段に小さい規模ですが、それはそれでシドニーらしいノンビリとした雰囲気を味わえるかと思います。毎週水+土曜日の10:00〜15:30には“EQビレッジ・マーケッツ”、毎週日曜日の10:00〜16:00には“EQビレッジ・サンデー・マーケット”としてそれぞれフレッシュ・フードと雑貨類のマーケットが開かれています。冬季限定のスケートリンク(10月18日まで)もオープン中ですので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。以上、シドニーナビでした。

記事登録日:2009-06-24

ページTOPへ▲

関連タグ: テーマパーク

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-06-24

スポット更新日:2011-02-28