湾口を自在に行き来するフェリーを使えば、向こう岸の海岸やビューポイントもわずか10〜30分!使わにゃソン、ソン!
南北が大きな湾で分かれているシドニーへの行き来はハーバーブリッジ以外に橋も少なく、人々の移動は船を中心とする海上交通がいちばん便利。だから水上タクシーもあるなど、かなりユニークな交通手段もありますが、中でもフェリーは便利な市民の足となっています。
そのシドニー・フェリーの一大拠点がサーキュラー・キー。入り組んだ入り江の先へ、ダイレクトで結びます。観光客などにとってはタロンガ動物園やマンリービーチなど、フェリーを利用して気軽に行くことができます。
というわけで今日はサーキュラー・キーでのフェリー利用法を含め、知っておきたいポイントをいくつか押さえておきましょう!
サーキュラー・キーにはフェリー乗り場が2番から6番まで並び、それぞれ行き先が決まっています。船着場はワーフ(Wharf)と呼ばれています。
2番ワーフ(Wharf 2):主にタロンガ動物園行き
3番ワーフ (Wharf 3):主にマンリービーチ行き
4番ワーフ(Wharf 4):主にノースシドニー、キリビリ、ナチュラルベイ行きと、Watsons Bay、Mosman Bay 行き
5番ワーフ(Wharf 5):ダーリングハーバーほか、パラマッタ、オリンピックパーク行きもあり
ちなみに4番がメインワーフ。インフォメーションセンターがあったり、月−金曜日の夕方7時過ぎの便がマンリー行きを除き全てここから出発(土曜日は全ての便が出発)することになります。
「キャプテン・クック」など、各社が主催するランチクルーズ、ディナークルーズなどもここから乗りますが、乗り場はまちまち。クルーズを利用する際にご確認ください。
…チケットの買い方
★2~6番ワーフの乗り場入口にチケット販売の窓口があり、どの窓口でも全てのチケットを販売しています。だからもし窓口が混んでいる場合は別の窓口に行くか、自動販売機を利用しましょう。
★自動販売機もあり。日本語にも対応もしていますので、混んでいる時はこちらを使うのもよいかも。
★窓口でチケットを購入する場合は、スタッフに行き先を告げます(片道ならシングルチケット、往復ならリターンチケット、と言えばいいでしょう)。
…自動改札について
チケットは自動改札に通し、ゲートを通過します。通常、チケットは改札機に吸い込まれ、改札が開きますが、時に吸い込まれずに出てくることがあり。オーストラリアではこういったことがよくある(笑)ので気にせず、観光記念や本のしおりなどにでもしてください。
−出発時刻について
乗り場前の電光掲示板にフェリーの出発時間が表示されるので、目的地へのフェリーが何時に出るか確認を。また窓口などには全てのフェリーの時刻表が配布されているので、それをチェックしてゆくとより分かりやすいかも。もし往復チケットにした場合は最終フェリーがなくなる心配もあるので、帰りの乗船時間もチェックしておきましょう。ちなみに船ですので必ず時間どおりに発着するとは限りません。あくまでも時刻表は目安と覚えておきましょう。
−サーキュラー・キー以外の船着き場で乗る場合
小さな停船場ではチケット窓口も自動販売機もないことが多いです。サーキュラー・キュー行き場合は降りる前に自動精算機があるので、そこで精算します。