モスマン・アート・ギャラリー

Mosman Art Gallery

閉店・移転、情報の修正などの報告

お散歩の延長で美術鑑賞も楽しめる!?

こんにちは、シドニーナビです。きょうはモスマンのスピットジャンクションより徒歩2分、旅行者だけでなく地元住民以外にはあまり知られていない穴場的アートギャラリーをご紹介いたしましょう。
1915年に建てられた教会(メソジスト・チャーチ)の外観はそのままに、中をモダンに改装して1998年にアートギャラリーとしてオープン。オリジナルをそのまま残したステンドグラスが見事なグランド・ホールは200名収容可能のファンクション&アクティビティー・ルームとして結婚式やパーティー、演奏会、学習会の場として使用されています。

建物の1階は受付と売店、施設内に併設されているコミュニティーセンター。2階と3階が展示室となっています。国内外のアーティストや作品など、常時クオリティの高いエキシビジョンを提供することで定評を得ています。毎月第一土曜日の11:00から無料のギャラリー・エキシビジョン・ツアーも開催しています。

ギャラリー運営には市の予算も使われていますが、寄付金もギャラリー運営の大きな柱となっています。上の階からヒョロヒョロ〜っと長いレールを通ってコインを入れるドネイション・ボックスはそのユニークなしかけについつい何枚もコインを入れたくなってしまいます。(ギャラリー側の誘導作戦大成功!?) ギャラリー運営には市の予算も使われていますが、寄付金もギャラリー運営の大きな柱となっています。上の階からヒョロヒョロ〜っと長いレールを通ってコインを入れるドネイション・ボックスはそのユニークなしかけについつい何枚もコインを入れたくなってしまいます。(ギャラリー側の誘導作戦大成功!?)

ギャラリー運営には市の予算も使われていますが、寄付金もギャラリー運営の大きな柱となっています。上の階からヒョロヒョロ〜っと長いレールを通ってコインを入れるドネイション・ボックスはそのユニークなしかけについつい何枚もコインを入れたくなってしまいます。(ギャラリー側の誘導作戦大成功!?)

トイレの中にもさり気なくアート。地元学生によるハンドペインとのタイルがアクセントになっています。 トイレの中にもさり気なくアート。地元学生によるハンドペインとのタイルがアクセントになっています。

トイレの中にもさり気なくアート。地元学生によるハンドペインとのタイルがアクセントになっています。

まずは2階の展示室を見てみましょう。


2009年の7月26日(日)まで“Fragile Treasures 〜 60years of Ceramic Collecting”と銘打った陶器展が開催されています。
焼き物は西洋、中国、日本のみっつのセクションに大きく別れています。ガラスケースの中に陳列された作品の隣にはすべて番号が振ってあり、無料のパンフレットの説明と照らし合わせて進んで行くことができます。
焼き物にはあまり造形の深くないナビでも「このカップでお茶を飲む時にはこのお皿にケーキを載せて…」「この鉢は煮物にいいかも!」などと考えながら楽しく見て回ることができました。知識や感性なんてものは一長一短で身に付くものではないので、こうやってマメにいいものを見ていたらいつかは目が肥えてくれるかもというのは単なる希望的観測でしょうか?
焼き物の裏にあるサインも窯元によってさまざまな模様がありとても興味深いものがあります。

焼き物の裏にあるサインも窯元によってさまざまな模様がありとても興味深いものがあります。

その中のいくつかをご紹介。 その中のいくつかをご紹介。 その中のいくつかをご紹介。

その中のいくつかをご紹介。


中国と日本の焼き物はよーく注意してみないとごちゃ混ぜになってしまいます。1600年代後半の柿右衛門の作品はドイツ、イギリス、フランスの陶器作家に多大な影響を与え、この時期はたくさんの“柿右衛門風”の作品がヨーロッパでも出回り、1700年代には数多くのヨーロッパの王室でこれらの陶器のコレクションがされたそうです。

さて、お次は階段を上って3階へ!


こちらでは現在写真展を開催中。右も左も魚サカナさかな!ドイツ人写真家、 Birgit Neiser によるシドニー・フィッシュ・マーケットの写真展、“CAUGHT”をしていました。築地に次いで世界第二位の水揚げ量を誇るシドニー・フィッシュ・マーケットでのセリや魚の解体の様子、さまざまなバックグラウンドを持つフィッシャーマンの写真など、普段は見られない裏側や昔の写真なども併せて展示してあります。(写真展は2009年7月26日(日)まで)
奥の方にある窓が気になり近づいてみたら、階下のファンクションルームのキレイなステンドグラスが見えました。 奥の方にある窓が気になり近づいてみたら、階下のファンクションルームのキレイなステンドグラスが見えました。

奥の方にある窓が気になり近づいてみたら、階下のファンクションルームのキレイなステンドグラスが見えました。

展示室外の階段には油絵やアボリジニアル・アートの作品が。 展示室外の階段には油絵やアボリジニアル・アートの作品が。 展示室外の階段には油絵やアボリジニアル・アートの作品が。

展示室外の階段には油絵やアボリジニアル・アートの作品が。


さて、グラウンドフロアまで降りたら、帰る前に階段脇のギャラリー・ショップをのぞいてみてはいかがですか?写真集やカード、ハンドクラフト製品などの販売もしてしますので、記念のオミヤゲを求めてはいかがでしょうか?

いかがでしたか?グラウンドフロアの奥にはモスマンのイベント情報や地域新聞などが閲覧できるテーブルもあり、近隣散策の情報収集にも役立ちそうです。アートには興味があるけど、滞在日数が短くて、そうそう美術館巡りに時間をとれないという人におススメです。頻繁に展示内容が変わるので、シドニーに来る度に訪れてみるのもいいかもしれませんね。以上、シドニーナビでした。
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記事登録日:2009-07-15

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-07-15

スポット更新日:2011-02-28