マド・カフェ・レストラン

MADO Cafe – Restaurant

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トルコの有名店の味がシドニーでも楽しめる!

こんにちは、シドニーナビです。 今日は中国、フランスと並んで“世界三大美食”と呼ばれているトルコ料理を目指して電車に乗って出かけてみましょう。トルコ料理は基本的に日本でもなじみのある食材を多く使っているので日本人の口に合いやすいと思いますよ。

タウンホール駅から約30分、オーバーン(Auburn)駅近くにあるMADO Caf – Restaurantはトルコの人気店と同じ料理が味わえるとの事でシドニーでも人気が高く、わざわざシティから足を伸ばす人も多いそうです。
駅の改札を抜けるとシティとは全く違った雰囲気に「ここはどこ?」と一瞬錯覚してしまいそう。この辺りはイスラムタウンとしても有名で街中にモスクが多数見られます。
駅から歩くこと約5分。メインストリート沿いにあるお店の看板は遠くからもすぐに見つけられます。
入口にはアイスクリームとお持ち帰り用のショウケース。
さっそく店内に入ってみましょう!
壁一杯に飾られた手織りのラグや工芸品の数々が「ザ•トルコ料理店!」という雰囲気を醸し出しています。

メニューを開いてみてもチンプンカンプン。困ったぞ…トルコ料理で有名なのはお肉だったらラム。野菜はナスと豆類、あとはヨーグルトを料理にも使っているという最低情報だけは持っていたナビ。店員さんと相談してこのよっつを使ったおすすめ料理を出してもらいました。ちなみにトルコは基本的にイスラム教圏なので豚肉メニューはありません。

そして出てきた料理がこちら!

Mercimek Corba(レンティル豆のスープ) A$5.50

Mercimek Corba(レンティル豆のスープ) A$5.50

Humus (ナス、ヒヨコ豆、キュウリのディップ) A$6.00

Humus (ナス、ヒヨコ豆、キュウリのディップ) A$6.00

Kofte(ラム肉のミートボール) A$12.90 

Kofte(ラム肉のミートボール) A$12.90 

Kuru fasulye (白インゲン豆の煮込み)A$12.90 
 前の晩から付けておかなければならないので

Kuru fasulye (白インゲン豆の煮込み)A$12.90 前の晩から付けておかなければならないので

Imam Bayildi (ナスの間にソテーしたピーマンなどの野菜を挟んだグリル)A$12.90

Imam Bayildi (ナスの間にソテーしたピーマンなどの野菜を挟んだグリル)A$12.90

まずはスープとディップから。どちらも素材の味がいかされていて、それに“ちょっとだけ塩を足したかな?”というくらいの穏やかなお味。ヨーグルトで和えたディップ類もターキッシュブレッドにたっぷり乗っけてちょっと一口…のつもりが勢いついて止まらない!
何とか自制を利かせてメインディッシュへ。
街のケバブ屋さんでもよく見られるキョフテ(Kofte本来はoの上に•がふたつつきます)。「ラム肉は臭みがあるから苦手…」との声もよく聞きますが、スパイスが臭みを完全に消しているので、初心者向けの一皿かもしれません。“日本の一口ハンバーグ(もしくは肉団子)トマトソース風味”といった感じでしょうか。辛さは殆どありません。
お次はトルコの代表的な家庭料理、クル•ファスリエ。「仕込みに時間がかかるので取り扱ってないお店も多いのよ」と店員さん。一緒に煮込まれたラム肉も 口の中でホロホロと崩れるほどにとっても柔らかいです。

最後は野菜をしっかり食べたい人にお勧めのイマム•バヤルディ。どの料理にも「ピラウ」というトマト味の炊き込みご飯がついていました。

さて、食事と一緒に頼んだ飲み物はこちら!

Ayran & Gazoz 各A$2.50

Ayran & Gazoz 各A$2.50

アイランは塩味がきいたヨーグルト•ドリンク。口の中の油をサラッとした口当たりで流してくれます。ちなみに「ヨーグルト」という言葉はトルコ語が語源だそう。ガゾズはターキッシュ•レモネード。微炭酸で柔らかい甘さがトルコ風スプライトといったところでしょうか。

この時点でかなり満腹ですが、せっかくだからデザートもオーダー!

Kesme Maras A$5.50

Kesme Maras A$5.50

Baklava A$2.50

Baklava A$2.50

トルコの有名デザートと言えばこちらの“伸びるアイス”。実際のところ、期待していたほどビョーンとは伸びませんが、粘りのある食感が新鮮です。ナイフとフォークで食べるそう。

もうひとつトルコの代表的なデザート、バクラヴァはシロップ漬けのヘーゼルナッツ入りパイ。見た目は小さいですが、1つで充分な甘さです。
Chai A$1.50

Chai A$1.50

トルコ人の日常生活に欠かせないがチャイ。2段重ねのヤカンを使い、上の段で茶葉をよく蒸らしてから煮出すのでかなり濃いです。ミルクは入れずにお砂糖のみを入れるのが一般的だそうです。お味はアールグレイに近いです。

いかがでしたか?かつてのオスマン帝国の繁栄と切っても切れない関係のトルコ料理たち。ケバブ以外にもこんなにたくさんの美味しいものに囲まれて暮らしていたんですね!以上、シドニーナビでした。

記事登録日:2009-04-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-04-29