フィッシュマーケット内の有名店。オール魚介類のメニューで、テイクアウトだけでなく、店内で優雅に食べられます。
こんにちは!シドニーナビです。今日はシドニーの「築地」フィッシュマーケットにやってきました。ここは、シドニーを代表する観光スポットとしても有名ですが、地元の人も新鮮な魚介類を求め、家族連れで食べに来たりする場所。この中で、いちばんオシャレじゃないかな、と思われるレストラン、「ドイルズ」をご紹介します。
フィッシュマーケットは、昼時に人が集中する(早朝、レストランは閉まっているところが多く、日が暮れると閉まるので、基本的に午後3時までと思っていた方がよいです)ので、どこでゆっくりするかは悩ましいところ。このアーケードの中は基本的にテイクアウト(オーストラリア英語では Take away)スタイルで、店先に並べられた魚介類やウィンドウにできあがった揚げものなどを指さしにして、先に会計。プレートを自分で運んで自由に食べる、というもの。だからお店が集中するアーケード内の席とオープンエアの席などでいただくことになります。それでも席が見つからない場合は芝生や石段などに座って食べることに。
オープンエアだけれど「ドイルズ」は自前のスペースを持っている数少ないお店。こちらはテイクアウトのお店も持っていて、お店の中で食べると値段は高めになるのですが、混んでいるこのエリアで「確実に」席を確保でき、しかも日差しを受けながら優雅なランチタイムを過ごせる、という意味で選択肢のひとつにあげていいはずです。
ではアラカルトで「どのお魚にしようかな」などと悩みながら、注文してみましょう!
タパス・メニュー
メニューを見ると「Doyle’s Tapas Menu」とあり。タパスとはオードブル的にいただく小プレートのアイテムのこと。オーストラリア産の新鮮なオイスター、エビ、貝柱を中心にいろいろ選べます。小さなタコをバーベキューソースで炒めた「BBQ Baby Octopus」、なんといってもサーモンをという方には「Smoked Tasmanian Salmon」などもそろっています。
「Doyles Famous Fish & Chips 」 A$23.5
あまりにも有名なメニュー、フィッシュアンドチップス。こちらのフィッシュあんどチップスははどんなかな?揚げられた魚は日替わり、その日の新鮮な素材を使うようなので、こちらのお店の中ではリーズナブルなメインコースでしたが、誰もが「意外とおいしかった」と好評のひと皿です。
「New Zealand Line caught Whole Snapper」 A$29.5
スナッパーって鯛のこと。一匹丸ごと、ということだったので、どんなのが出てくるかと思ったら、ホント「タイのオカシラ付き」!これも洋食のメインディッシュになるのとビックリ。でもレモンを振って、ナイフとフォークで食べれば、やっぱり立派な洋食!身はプリプリして骨だけになるまでいただきます!
「Yamba,Whiting Fillets & Chips」 A$27.5
ヤンバと呼ばれる白身のお魚がスライスしてサーブされてきます。見た目がとっても美しい一品。オリーブオイルと軽いお塩で味付けしてあるので、レモンをたらすだけでサッパリといただけます。あとで場内を散歩していたらあちこちで同様の切り身が売られているのを見かけたので、けっこうポピュラーなお魚のようです。
「Barramundi Fillets」A$28.8
オーストラリアでよく食されるバラマンディという魚。「インドのタンドリ味」と書いてありましたが、こうやってひと塊りでサーブされると、ほんとうにタンドリチキンみたい。しかもこのお魚、身がしまっているので、食感もチキンみたいで、魚を食べているような気がしません。でもおいしかったです。
「Hot & Cold Platters」 A$110
ロブスターからキングプラウン、カニ、オイスター、サーモンなど、いろんなものが入ったプラッター。3人以上で注文に困ったらとりあえずこちら。 ビールなどアルコール類なども豊富にそろえているほか、チップを中心に据えた、キッズメニューも用意しています。
テイクアウトのお店ものぞいてみました!
先ほどもふれましたが、こちらのレストラン、テイクアウト専門店もあり、「Seafood Basket $10.90」「Harf Lobster $19.50」「Seafood Platters $15.8~」などなど、店内で食べるよりもかなりお得な値段で食べられます。予算を抑えたい、という方は、こちらでどうぞ。
本店はワトソンズ・ベイ!
シドニーのレストランに多少詳しい方なら、サーキュラー・キーの外国航路旅客ターミナルにある「ドイルズ・アット・ザ・キー」という有名店をご存知の方も多いと思います。その名前からナビも同系列?と思っていたのですが、2008年現在は別々に運営しているとのこと(以前はグループだったそう)。名刺を見ると、サーキュラー・キーから船で20分ほどのところのワトソンズベイ(Watsons Bay)に本店があるそうで、こちらにはテイクアウェイ中心のお店と、ビストロ風の2軒があります。ちょっと遠出をした時には、こちらでのんびりするのもよいのでは?
以上、シーフード三昧のシドニーからシドニーナビがお送りしました!