2018年のシドニー

シドニーと言えば青い空!季節を問わずに青い空と海と澄んだ空気に囲まれてのんびりカフェでお茶もよし、ビーチでマリンスポーツにチャレンジするもよし。そして何より毎月どこかで行われている大盛り上がりのイベントの数々。多国籍シティならではのいろんな混ざり具合を爽やかな風と共に肌で感じてみてください。

こんにちは、シドニーナビです。昨年末に同性婚が法律で可決されたことを記念したレインボー花火で華々しく2018年を迎えたシドニー。3月に開催されるマルディグラは例年以上の盛り上がりをみせてくれることでしょう。シティの工事はまだまだ継続中で街歩きにはいつもよりちょっと時間がかかることも多いかもしれませんが、それでも街へ出れば新たなショップやカフェ、ストリート・パフォーマンスやイベントなどワクワク空間があなたを待っているハズ!?今年もたくさんのアクティビティやイベントが目白押しのシドニー。早速ご紹介していきましょう!

2018年の祝祭日とデイライト・セービング


1月1日(月)ニューイヤーズ・デイ
1月26日(金)オーストラリア・デイ
3月30日(金)グッド・フライデイ
3月31日(土)イースター・サタデイ
4月1日(日)イースター・サンデイ
4月1日(日)デイライト・セービング終了(午前3時に時計の針が1時間戻り、日本との時差が1時間になります)
4月2日(月)イースター・マンデイ
4月25日(水)アンザック・デイ
6月11日(月)クイーンズ・バースデイ
8月6日(月)バンク・ホリデイ(金融機関以外の一般企業は通常営業)
10月7日(日)デイライト・セービング開始(午前2時に時計の針が1時間進み、日本との時差が2時間となります)
10月1日(月)レイバー・デイ
12月25日(火)クリスマス・デイ
12月26日(水)ボクシング・デイ

公立学校のスクール・ターム

ターム1:1月30日(火)〜 4月13日(金)
ターム2: 5月1日(火)〜 7月6日(金)
ターム3: 7月24日(火)〜 9月28日(金)
ターム4: 10月15日(月)〜12月19日(金)

1〜3月の注目イベント

年明け早々、シドニー西部では47度という尋常ならぬ最高気温をマーク。今年の夏はいつも以上に猛暑の気配です。夏らしく屋外でのイベントが目白押しですが、日焼け対策だけでなく夕方からのスコールやサンダーストームに備えて外出前にお天気チェックも忘れずに!
日本に比べてかなり強烈な日差しのシドニーはビーチに限らず街歩きの際も日焼け対策(帽子、サングラス、日焼け止めの3点セットは必須です)とこまめな水分補給を忘れずに行いましょう。ビーチエリアやイベント会場などでは無料の飲料水補給所がある所も多いので、飲み終わって空になったペットボトルを即捨てずに補充していくとちょっとした節約にもなりますよ。

シドニー・フェスティバル(Sydney Festival)

期間:1月6日(土)〜1月28日(日)
場所:シドニー各所
今年で42回目を迎える今年はシドニーシティからパラマタ・エリアまでの広範囲に渡って30ケ所以上で100を超える各種イベントが用意されています。参加費無料の20以上のイベントからハイド・パークで気楽にいろんな味を楽しめる屋台まで、すべての年代や客層が楽しめるよう工夫が凝らされています。今年は世界初の水中バンドが特に注目を集めていますよ。文化、芸術、芝居にダンスなど有料ながらもハイクオリティなステージを楽しんでみてはいかがでしょう。

オーストラリア・デイ(Australia Day)

期間:1月26日(金)
場所:シドニー各所
1788年のこの日にイギリスより初めての入植者がシドニー入りした日を「オーストラリア・デイ」に設定。この日は早朝からオーストラリア全土で各種位イベントが目白押し。朝7時45分からバランガルー・リザーブで行われるモーニング・セレモニーから始まって、トール・シップス・レースから夜空を彩るサーキュラーキーの花火(夜9時スタート)などシドニーの至る所で記念イベントが繰り広げられます。

チャイニーズ・ニューイヤー・フェスティバル(Chinese New Year Festival)

期間:2月16日(金)〜3月4日(日)
場所:チャイナタウン各所
中華系移民の最大イベント、旧正月。チャイナタウンを中心にカルチャーイベント、ツアー、エキシビジョンなどの文化系イベントからドラゴンボート・レース、ずらりと並ぶ屋台まで80以上の催しが春節を盛り上げます。この期間中はついつい美味しい中華料理を食べ過ぎてしまうようで、十二支にちなんだ動物の巨大ランタンがチャイナタウン〜ロックスエリアに展示されているので散歩をしながら写真撮影するのが人気のようです。

シドニー・ゲイ&レズビアン、マルディグラ(Sydney Gay and Lesbian MARDI GRAS)

期間:2月16日(金)〜3月4日(日)
場所:シドニー各所
世界でも最大規模を誇るシドニーのゲイ&レズビアンの祭典。 今年は40周年+昨年末に同性婚が可決というWでめでたいアニバーサリー・イヤー!これはいつも以上に盛り上がらないわけはありませんよね。2月16日の夕方5:30よりタウンホールに揚がるレインボー・フラッグが最初のオフィシャル・イベント。毎年人気なのが一般参加者でも気軽に参加出来る 18日(日)にビクトリア・パークで開催されるファン・デイ。ピクニック気分で一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
会期中はコメディ、ダンス、音楽やエキシビジョンなど硬軟併せたイベントが全部で80も企画されています。一番盛り上がるパレードは数十万人規模の超巨大イベント!午後から交通規制がかかるので出かける方は注意が必要です。

シドニー・ロイヤル・イースター・ショウ(Sydney Royal Easter Show)

期間:3月23日(金)〜4月3日(火)
場所:オリンピック・パーク内、ショウグラウンド
家族連れから学生グループ、カップルまでシドニーっ子が毎年楽しみにしているオーストラリア最大級のイースター・イベント。会期中は5,000以上のクラスに分かれた約40の品評会、300種類以上のショウバッグ(福袋)などすべての規模が超巨大!カーニバルエリアには100以上の乗り物やゲームが設置されちょっとした遊園地状態になっています。特に人気なのが名物とも言われている丸太切り大会と羊の毛刈り競争。さすがプロのファーマーだけあってその手さばきの良さに見とれてしまいます。有料駐車場もありますが交通渋滞を避けるためにシドニー各地から運行されている無料送迎バスを利用することをオススメします、安心してビール&ワインガーデンでアルコールを楽しむこともできますよ。

4−6月の注目イベント

そろそろ秋も深まるこの季節、デイライト・セービングの終了と共に、少しずつ夜が早まってきます。秋といえばちょっとセンチメンタルな気分になってしまいそうですが、イースター(イベント自体は3月から開催されています)やVividなどイベント企画が盛りだくさんのシドニーの秋はまだまだ元気に盛り上がっていきそうです。季節の変わり目の雨も多く、夜になると急に冷え込み始めるので、お出かけの際には天気予報のチェックと上着を忘れずに持参してくださいね。

ヴィヴィッド・シドニー(VIVID Sydney)

期間:5月25日(金)〜6月16日(土)
場所:シドニー各所
すっかり季節の風物詩となった感のある人気のライトアップイベントが今年もシドニーの夜空を鮮やかな色と音楽で彩ります。街中や海辺をゆったり歩いて回るもよし、期間中に多数出航するクルーズ船から優雅に眺めるもよし。会期中はオペラハウスやミュージアム、ハーバーブリッジなどシドニーのランドマークや町並みが灯りによってグッとイメージチェンジ!海風はもとより街中もかなり冷え込むので防寒対策はしっかりとしてからお出かけください。

シドニー・フィルム・フェスティバル(Sydney Film Festival)

期間:6月6日(水)〜17日(日)
場所:シドニー各所
今年で65回目を迎える国際映画祭。 昨年は280作品以上が上映され動員数は約18万5千人という数字からその人気の大きさが伺えます。今年は個性派作品を上映するので有名なDendyシネマの「ショート・フィルム後援30周年」ということもありより一層個性的な作品の出店が期待されています。
会期中はドキュメンタリー、上映時間40分以内のショート・フィルム、アニメをはじめとした世界中の人気作品が上映されます。プレミア上映や スペシャル・ゲストなど今年も世界中の映画ファンを夢中にさせてくれることでしょう。

7−9月の注目イベント

1年の折り返し地点を過ぎて暦の上ではすっかり秋〜冬ですが、昼の日差しはまだまだ強烈。季節を問わずに天気のいい日には野外イベントを楽しむのがオージースタイル。そしてこの時期は参加型&スポーツイベントが集中しています。

スマッシュ(Smash)

期間:7月14日(土)~15日(日)
場所:ダーリンハーバーICC(Sydney International Convention Centre)
今やすっかり世界的知名度を誇る日本のポップカルチャー。アニメやコスプレ、グッズ販売やトークにカラオケ、メイドカフェ…オーストラリアのオタク文化を牽引する一大イベントが今年はダーリンハーバーに会場を移して大々的に開催されます。世界中から集まるコスプレイヤーがシティとダーリンハーバーを席巻しそうな予感日!?今年も日本からも人気の声優がやってきて会場を盛り上げる予定!

シティ・トゥー・サーフ(Citu 2 Surf)

期間:8月12日(日)
場所:シティ〜ボンダイ・ビーチ
シドニーで数多く開催されるマラソン大会の中で特にお祭り的要素の強い人気チャリティー・イベント。記録を目指す本格的ランナーだけでなくハロウィンを思わせるような個性的な仮装や被り物で歩き続けるご機嫌ランナー(ウォーカー!?)までそれぞれのスタイルでスタート地点のハイド・パークから14km先にあるゴールのボンダイ・ビーチを目指します。

シドニー・ランニング・フェスティバル(Sydney Running Festival) 

期間:9月16日(日)
場所:シドニー各所
「シドニー・マラソン」の名でおなじみのこの大会は日本からも多数の参加者で知られています。3.5kmのファミリー・ランから本格的なフルマラソンまで全てのランナーの需要に応えてくれますが特に人気なのが10kmコース。シドニーのアイコンとも言えるハーバーブリッジを走り抜けゴールのオペラハウスを目指します。

10~12月の注目イベント

徐々に肌寒さを感じる日本とは真逆にだんだんと日差しの強さを感じ始めるこの季節は週末にビーチへ繰り出す人の数も一気に増えてきます。万国共通!?、薄着の季節に備えてダイエット&エクササイズを始める人も増えてきますが、食欲の春(!?)を後押しするグルメイベントや年末のパーティーイベントも目白押し。ここはオージー式の健康美を目指すということで笑顔を武器に乗り切っちゃいましょう。

グッド・フード・マンス(Good Food Month)

期間:10月1日(木)〜31日(水)
場所:シドニー各所にて
一ヶ月に渡って繰り広げられるオーストラリア最大の食の祭典。国際的に活躍するセレブリティー・シェフから地域密着型の ローカル・レストランまで、それぞれの「食」を楽しめる1ヶ月!
会期中はカリスマ・シェフによるトーク・ショウやワークショップ人気ハット受賞レストランでの均一料金(A$38)プレフィクスミールの提供。ハイド・パークではアジア色豊かなナイト・ヌードル・マーケットなど10月はお腹がはち切れないように気をつけて!

スカルプチャー・バイ・ザ・シー(Sculpture by the Sea)

期間:10月下旬〜11月上旬
場所:ボンダイ〜タマラマ
ボンダイ〜タマラマまで続く約3kmに渡る海沿いの遊歩道に点在する大小さまざまな彫刻たち。世界中のアーティストから寄せられた100点以上の作品を眺めながら海岸散歩はいかがですか?限られた空間の美術館とは違い、広大な青空と雄大な海をバックに織り成す彫刻群は時間や天候によってもそれぞれ違う表情を見せてくれることでしょう。見学者もカメラ片手にアーティスト!?

キャロルズ・イン・ザ・ドメイン(Carols in the Domain)

期間:12月15日(土)予定
場所:シドニー・ボタニックガーデン内、ザ・ドメイン
ボタニックガーデンで開催される クリスマス・チャリティー・イベント。「これを観ないとクリスマスが始まらない!」と毎年楽しみにしている熱烈ファンも多数!毎年人気のゲストを迎えて昼からファミリー向けのアクティビティが始まり、夜のコンサートは毎年TVやラジオでも中継されるクリスマスを目前の一大イベントがクリスマス気分をより一層盛り上げてくれます。

シドニー・ニュー・イヤーズ・イブ (Sydney New Year’s Eve)

期間:12月31日(月)
場所:シドニー各所
真夏のクリスマスから更にお祭りムードは加速をし続け、その最高潮を迎えるのが新年カウントダウンの大花火大会。オペラハウス付近では9時のファミリー向けイベント&ミニ花火を助走としてそのまま一気に12時のカウントダウンまで盛り上がります。新年の花火大会のメイン会場ともなるオペラハウス、ダーリンハーバー・エリアでは昼過ぎからコンサートやエンターテインメントなどの各種イベントが繰り広げられています。シドニーCBDやノースシドニーエリアなど昼過ぎには車両規制のかかる場所が多数あるのでご注意ください。なお花火後の交通規制解除時刻など帰宅方法のチェックも忘れずに!
いかがでしたか? 2018年のシドニーは昨年以上に盛り上がって来そうな予感!シティ改造計画の過渡期でもある現在、まだまだシティはトラム開通工事で何かと不便なこともありますが、それもまた数年後にはいい思い出となることでしょう。ナビでもできるだけたくさんのイベント情報をアップデートしていきたいと思いますので今年もよろしくおつきあいくださいね。
以上、シドニーナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-01-16

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