十数階建てのモダンなマンションが立ち並ぶ新興住宅地。イケアがある街として有名ですが、ほかにも多くのインテリア雑貨店から各種ホーム用品が揃う暮らし味方ローズの情報をご紹介します！
こんにちは、シドニーナビです。シェアハウスが主流のオーストラリアでも、じっくり腰を据えて住みたいと思ったら、やはり日本同様いずれ家具や食器などのホーム用品が必要になってきます。やはり長期的に住む場所は、自分の好きなインテリアに囲まれて暮らしたいですよね。
今回はそんな家庭に必要なものが一度に揃ってしまう街、ローズのホーム用品ショッピング事情をご紹介します。
ローズ駅までは、シティのセントラル駅からノーザンラインで約25分。パラマッタ・リバーが流れる穏やかな街には、日夜買い物好きのオージーが集まってきます。駅近くには、中国系・韓国系のスーパーマーケットがあり、日本食材や日本の便利雑貨も簡単に手に入るので日本人移住者にも徐々に人気が出てきている街です。
今回ご紹介するのは、イケアが入っている大型ショッピングモール「ローズ・ウォーターサイド」。
モールへは駅から徒歩で約5分ほど。ローズ駅の改札を左側に出て階段を降りたら、そのまま直進。スーパーや飲食店のある道を道なりに進んで、一つ目の曲がり角を左へ。そのままカフェやスポーツジムが並ぶライダー・ブルーバード・ストリートを直進するとショッピングセンターに到着します。
とても簡単な道のりなので、初めてローズに来る人でも心配ありません。
イケア以外に6店も！？ホーム用品店が集中する2階エリア
このショッピングモールは、駅から上記の道のりで来ると入口が2階になります。ショッピングモールの天井はかなり高く、通路の真ん中が１階から吹き抜けになっており、とても開放的な雰囲気です。昼間は天井のガラス窓から、日の光が差し込んで店内全体が明るくなり大変気持ちがいいですよ。
入って左側には映画館とフードコートがあります。みんな買い物に疲れたら、こちらでひと休みしているようですね。
イケアは2階の最深部にあるのですが、向かう途中にも通路の左右には調理器具や寝具といった、ホーム用品売り場が点在しています。
1店目は「ベッド・バス・アンド・テーブル」。1975年創業後、今ではオーストラリアとニュージーランドに合わせて100店舗以上もあるという、オージーデザイナーによるインテリア・ブランドのお店です。名前の通り寝具、バス用品からインテリア雑貨まで幅広いホーム用品が揃っています。
2店目は「ネスト キッチンウェア＆テーブルウェア」。花瓶やキャンドル立てなどのインテリア雑貨から、ちょっとした棚なども売られています。少し雑多な店内にはインドネシアやバリ風の雑貨も飾られていて、意外な掘り出し物が見つかりそうです。
3店目は「ハワード・ストレージ・ワールド」。70年代の初期にシドニー郊外から登場したホーム用品ブランドです。現在はオーストラリアだけでなく、カナダ、インド、シンガポールにスペインなど世界8カ国で展開しているそうです。ローズ店は、水周りのインテリア製品が充実している感じがしました。
4店目は、包丁やナイフといった刃物をはじめ、高品質な調理器具が揃う「シェフ・キング」。切れ味の良い包丁を使うと料理が楽しくなりますよね。店内のディスプレイには、世界一切れ味が良いと言われるドイツのグローバル社の包丁のほか、日本製、フランス製と各国の高品質製品が並んでいます。
5店目は、オーストラリアのホーム用品ブランド「アデアズ」。ベッドリネンなどの寝具製品のほか、タオルやクッション、ウォールアートなども販売されています。現在は国内に100店舗以上を構えるホームファッション・ブランドとして有名。イケアの斜め向かいに位置しています。
6店目は、子ども向けホーム用品店「アデアズ・キッズ」。アデアズのキッズ専門店です。アデアズ同様に専属デザイナーがいち早く市場のトレンドを掴み、子どもにも飽きさせないような最新のデザインをどんどん配信しているのだとか。 日本ではお目にかかれない天竺付きのカラフルな子ども用ベッドなどが、見ているだけでもとっても可愛いです。
ちなみにショッピングモールの1階には、電化製品や掃除用具などのホーム用品が売られているターゲット、コールスもありますので合わせてチェックしてみてください。
ローズ・イケアの120％活用法！
イケアの作りは基本的に世界中同じなので、日本で利用したことがある人は特に戸惑うことはなく利用できるでしょう。
イケアで揃うものはベッドや机などの大型家具から、食器や写真立て、照明などの小物類まで様々。その値段も、物価の高いオーストラリアでありながら格安のイケア価格に抑えられており、シドニーで暮らす人たちの強い味方となっています。そのため、毎週末は家族連れでとても混雑しています。
入口すぐ左手には託児所もあるので、小さなお子様連れの方はこちらに預けてゆっくり買い物を楽しむことができます。また、託児所向かいには軽食コーナーもあるので、こちらで軽く腹ごしらえをしてから買い物を楽しむのもいいかもしれません。
なんたって、イケアのホットドックは1ドル。ソフトクリームは70セントですからね！！
店内は広いので、足元の矢印と天井から吊るされているマップを見て、今自分がどのあたりにいるのかを確認しながら進みましょう。上の階は室内家具とインテリア用品のコーナーです。
お目当ての商品が見つからないなど、困った時は店内のいたるところにあるインフォメーションデスクに店員さんがいるので、気軽に相談してみましょう。
イケア2階の最深部にはレストランが併設されています。こちらもお手軽価格で、イケアの地元スウェーデンの料理や軽食、お子様メニューまで選ぶことができるとあって大人気。もちろん買い物をせずにレストランだけの利用も可能なので、ショッピングモールにきたら是非足を伸ばしてみてくださいね。
レストランから下の階へ移動すると、今度は食器や照明、ガーデニングやアウトドア用品のコーナーへと移ります。日本に比べて、オーストラリアならではのアウトドア用品（庭用ソファーセットやBBQ用品など）が目立ちます。
最後に、レジの手前にバーゲン品コーナーがあるのでこちらも見逃さないようにしましょう。
思ったより大量に購入してしまった場合も、デリバリーサービスがあるので帰りも安心です。
いかがでしたか？ホーム用品を揃えるならローズへ行こう！という意味が少しわかっていただけたのではないでしょうか？今回紹介したショッピングモールの近くには、向こう岸まで見渡せる大きなパラマッタ・リバーが広がっています。ショッピングを終えたら、川辺を散歩してみるのもお薦めですよ。
これからもどんどん進化しそうな新興住宅地ローズ。引き続き大注目していきたいと思います。以上、シドニーナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日：2015-02-18
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