在住者がすすめるキングス・クロスお散歩コース!

リッチも多いエリア、観光ルートはちょっと離れて、地元の人を気取って散策&ランチなどを楽しんでみよう!

こんにちは、シドニーナビです。キングス・クロスといえば「治安が悪い」「風俗店がいっぱいらしい」とか、ちょっとダーティーなイメージがあって、ナビも最初に散歩した時はこの街の特徴がよくつかめなかったのですが、たまたま「この近くに住んでます」という日本人ホテルマンに遭遇!このエリアのおすすめのカフェエリアなどへ案内していただくことになりました!
グレースホテルでコンシェルジェとして働くタカさん、シドニーでホテルマンキャリア歴8年、1年ほど前からキングス・クロスの近くのベイの見える公園に近いマンションに越してきたのだそう。今回お散歩したのはタカさんがよくジョギングで通るルートで、ラシュカッターズ・ベイからエリザベス・ベイ・ハウス、チャリス・アベニューを通ってウールームール・ベイのルート。キングス・クロスの駅で待ち合わせして、さっそくスタートです!
地元の人でにぎわうカフェエリア!
「キングス・クロスも歩くところを選べば、とても気持ちのいいところですよ」というのがタカさんの持論。まずは、ヴィクトリア・ストリートに集中するカフェ街を歩くことにしましょう。ここまではシドニーでも有名な「コカ・コーラ」の看板、この下を通って行きます。
ハイド・パークからウィリアム・ストリートを通るといちばん目立つ看板。60年代からいままでずっと同じ場所、同じ大きさで建っているので、キングス・クロスの目印にもなっています。 
休日を楽しむオージーたちでにぎわってました。 休日を楽しむオージーたちでにぎわってました。

休日を楽しむオージーたちでにぎわってました。

「Fellini」というシブイカフェを発見。映画のポスターも貼ってあったりして、とてもフレンチな気分。 「Fellini」というシブイカフェを発見。映画のポスターも貼ってあったりして、とてもフレンチな気分。

「Fellini」というシブイカフェを発見。映画のポスターも貼ってあったりして、とてもフレンチな気分。

パンやケーキが美味しいというカフェ。甘党はここでティーブレイク、というのもよろしいかと。 パンやケーキが美味しいというカフェ。甘党はここでティーブレイク、というのもよろしいかと。

パンやケーキが美味しいというカフェ。甘党はここでティーブレイク、というのもよろしいかと。

ラシュカッターズ・ベイへ
「ちょっと近道しましょう」ということで、静かな住宅地を歩きます。街路樹の葉がすでに黄色く染まっていていい感じ。「ここら辺はどこも億ションでしょうね」とのこと。なるほど。
しばらく歩くと、大きな通りに出てきます。鉄道の線路が見えるのはボンダイ・ジャンクション行きなのだそうです。陸橋の上から見ると、パディントンのほうまで見えました。
また5分ほど歩くと静かな緑地に到着しました。ラシュカッターズ・ベイ。タカさんはこの緑地の中にあるテニスコートの裏側のマンションに住んでいるそうで「湾も緑も見えて、気持ちのいい環境ですよ」と満足のご様子。ここらへんをジョギングのコースにしているのだそうです。
そこからは少し北上し、エリザベス・ベイ・ハウスのほうへ向かいます。ここは150年前から残る瀟洒な洋館を保存してある場所。入場は有料なので入りませんでしたが、洋館の入口の部分だけをちらりと拝見。ブルーの天井にらせん階段。凝った作りのようでした。それにもまして表の庭園がきちんと手入れされていて、美しかったのが印象的。

■エリザベス・ベイ・ハウス(Elizabeth Bay House)

植民地時代の長官、アレキサンダー・マックレー(Alexsander Macleay)の住居として1839年に建設。ドーム型天井や螺旋階段などギリシャ復興様式が忠実に再現されています。2階の部屋から眺めるシドニー・ハーバーも絶景らしい。
地元の人でしか分からないような細い階段を上って行くと、静かな通りに出ます。ここはチャリスア・ベニュー。ここには数軒のレストランが並んでいました。ガイドブックにも載っているイタリアンのお店「フラテリ」もありました。そこは満席だったこともあって、ナビは向かいのカジュアルなお店に入り、ちょっとしたシーフードメニューを注文。
ウールームールー・ベイへ!
食事も済んだので、腹ごなしにもう少し歩くことにしましょう。境内の階段のように、長い階段を降りて大通りに出ると、車道沿いにポツンと屋台風の小さなお店がありました。これがミートパイで有名な「ハリーズ」本店。もともと、車を改造した屋台だったそうです。ウールームールー・ベイに面しているので、テイクアウトしたらそのまま岸壁に腰を降ろし、ハーバーを眺めながら食べています。お昼時に行ったので、列ができていました。
マップを見ると、ハーバーに突き出るように建っているのが、ホテル「ブルー」も入っている建物。一部はレストランエリアになっていて、こちらの芸能関係の方もよく利用するらしいです。というのも、この建物の一部はレジデンスになっていて、あのアカデミー賞俳優、ラッセル・クロウ(オーストラリア出身)がこのいちばん先に住んでいる、ということもあるかもしれませんね。
ミセス・マックォーリーズ・チェアまで
タカさん、向かい岸を指して「あの海岸線の歩道も気持ちがいいです。僕も調子のいい時は、この先まで行きます」とのこと。ナビもせっかくなので歩いてみました。確かに岩肌がむき出しになっていたりして、なかなかワイルドな景観です。
途中、向こう岸にラッセル・クロウの豪邸らしき場所を発見。果たしてここなのかどうか・・・近くにはプールもありました。
とっつきのミセス・マックォーリーズ・チェアはオペラ・ハウスとハーバー・ブリッジが同方向に見えるということで観光客にも人気のスポット。ナビが行った時は残念ながら午後、逆光が強い時間だったので映像はいまいち。皆さん、撮影時間は午前中がベストですよ。でもナビは幸運にもウェディング姿のカップルに遭遇!やはりこの景色は絵になりますよね。
そのまま、右にオペラ・ハウスを眺めながら南下。王立植物園 Royal Botanic Gardens を通り抜けて、シドニー・ミュージアムのある通りまで出てきました。
というわけで、今回の散策ルート、いかがでしょうか。タカさん、ご案内ありがとうございました。シドニーナビのお散歩レポでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-05-08

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