食道楽のチャイナタウンを歩こう!

世界中に自らの文化圏を作ってしまうエネルギッシュエリア、チャイナタウン。シドニーのチャイナタウンはいかに?ちょっと探ってみましょう。

こんにちは!シドニーナビです。移民国家であるオーストラリアでははやくから中国系の人たちもやってきていて、世界中のご多分に洩れずにチャイナタウンを作り、現在に至っています。しかもシドニーでは交通の要衝であるセントラル駅の真西にあり、一大マーケットを形成するなど、そのエネルギーはたいへんなもの。そして居住圏内にはもちろん、市が立つわけで、その一角が有名な「パディス・マーケット」となっています。
というわけで、チャイナタウン街角散歩はチャイナタウンの魅力にググッと迫ってみようと思います。特にB級グルメに光をあてたので、そこらへん、要チェックです!
チャイナタウン地図

チャイナタウン地図

1km四方にレストランがビッシリ!
シドニーのチャイナタウンの目抜き通りはディクソン・ストリートDixon St.。日本のチャイナタウンのように、お寺の門のようなゲートが南北に2つあるので、名実ともにメインストリートということになるでしょう。しかし、シドニーのチャイナタウンはDixon St.だけにあらず。その南には大きな売場敷地を誇るパディス・マーケット Paddy`s Market を含んだショップモールビル、Market Cityもあり、さらにHay St.やSussex St.、Ultimo Rd.、Thomas St.などにも中国語で書かれた看板が目立ちます。ざっと、その広さは1km四方という感じでしょうか。
今日はナビと一緒に北門から入り、Market City の中を散策し、さらに南側のお店をのぞいたりしながら、チャイナタウンの南端にあたるThomas St.にあるTQCスーパーまでをご紹介しようと思います。

まずは目抜き通りDixon Stをブラブラ~
Dixon St.はメインストリートともあって観光客率が高く、週末あたりは中国人女性店員の激しい客引き合戦が展開されています。多人数でワイワイ食べるならこの大通りの適当なレストランへ、というのも手でしょう。でも現地の中国人たちはわざわざ観光客が行くところへ足を向けないようで、実はメインストリートをちょっと外れた場所に人気のレストランがあったりします。
チャイナタウンの入口。 チャイナタウンの入口。

チャイナタウンの入口。

商魂たくましい!呼び込みが中国語でガンガン飛び込みます。

商魂たくましい!呼び込みが中国語でガンガン飛び込みます。

ラーメン屋さんなど、このエリアには日本料理もけっこう多いです。

ラーメン屋さんなど、このエリアには日本料理もけっこう多いです。

ベトナムやタイなど、エスニック店も混在しています。

ベトナムやタイなど、エスニック店も混在しています。

西側のホリディ・インのある通りに出ると、モノレールが走っています。

西側のホリディ・インのある通りに出ると、モノレールが走っています。

フードコートはビルの中!
チャイナタウンで1人や2人で食事をする時は大きなお店は入りにくいもの。その点、フードコートはいろんな種類から選べるし、気軽でいいですよね。このエリアにあるいくつかのフードコートはスタイルが似ていて、ひとつずつのお店の料理が全部写真で紹介してあるので、ほとんと指差し感覚。NO.○とか、写真の番号をお店の人に伝えてもOK。とにかくそのカジュアルさがよいかも。
Dixon St.の脇のビル「Dixon House Food court(徳信大廈)」と「Sussex Center Food court(建徳大廈)」などがもっともポピュラー。
Market city だけでも時間をたっぷりかけられます
目抜き通りを抜けると、大きなブラウンのブロック造りの建物、Market City にぶつかります。ここは2階以上がショッピングモールやスーパーも含めた複合施設で、チャイナタウンの心臓部にあたります。木曜日から週末にかけてはPaddy`s Marketという名称で親しまれるフリーマーケットも立つので、興味のある方はぜひ。
館内は全体的に開放的で広々としています。中央のコンコースにはいつもバーゲンセールが展開していたり、マッサージ、似顔絵画家がいたりするなど、露店ムードたっぷり。館内には大きなスーパーもありました。
南のThomas St.へ。角には「蔵」という居酒屋さんがあると思ったら、「国民党支部」とかいうビルがあったり、やはり歴史の深さがあります。ちょっとした生鮮店、広東風の鴨の丸焼きなどをテイクアウトする店、日本・韓国・中華圏も含めたアジア中のコンテンツを集めたDVD・CDショップなどが軒を連ねていました。
こちら「プリンスセンター」はちょっと変わったミニ・フードコート。1Fに入っているのは日本風、台湾風、中国北方風が2軒と、全て「麺食」がテーマになった店が並んだ、ちょっとしたテーマスポット。週末などはお客さんも多かったです。
ジョージ・ストリート沿いには有名な劇場Capitol Square もあります。

地元の人もおすすめの「飲茶」のおススメ店!

さて、この周辺には気軽に入れる飲茶の名店も数々あります。その中から、簡単ではありますが、歴史のある、評判のよい店をセレクトしました!
◆East Ocean Seafood Restaurant 東海酒家 
午前8時半から営業している早起き飲茶店。海鮮料理も豊富に揃います。
住所:421 Sussex St., Haymarket TEL:02-9212-4198
◆China Grand Restrant 中国大酒樓
マーケット・シティ内。週末は常連客でいっぱい。値段も安い。
住所:Level 3, Market City TEL:02-92118988
◆Regal Restaurant 富豪酒楼
毎日11時から15時までが飲茶タイム。店内も豪華で会食にピッタリ。
住所:347-353 Sussex St., Haymarket TEL:02-9261-8988
◆Marigold 富麗宮酒樓
広―い店内での飲茶タイム。富豪酒楼の姉妹店。
住所:Level 4-5,683-689 George St. TEL:02-9281-3388

◆Zilver Restauran 同楽軒
オシャレなインテリアの中で中華をどうぞ。
住所:Level1,477 Pitt St.(Pitt St.とHay St.の交差点) TEL:02-9211-2232

ほか、おすすめの中華店!

◆ウィグル系手打ち麺「怡景麺館」
台湾の旅行会社の人に「手作り麺だからけっこうイケル」とすすめられた店。ジャージャン麺は量は山盛りでツルツルと麺もコシがあり、なかなかのものでした。
住所:393-399 Sussex Street
TEL:02-92123901
◆Golden Century 金唐海鮮酒家 
シーフード料理の専門店としては超有名。数々の賞も受賞している店。
住所:393-399 Sussex St. TEL:02-9212-3901

いかがでしたでしょうか。シドニーのチャイナタウンの魅力はこのスペースだけではなかなか語りつくせない、といったところ。また折を見て、ひとつひとつのお店にスポットを当てていきたいと思います!ギョーザが恋しくなったシドニーナビがお送りしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-30

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