出発前に必見!必ず通過しなければならない国際空港で、キビシイ検疫の注意点、消費税払戻し、空港内のショップの詳細まで、各種お知らせします!
グッダイ!シドニーナビです。シドニー国際空港、正式名称は「キングスフォード・スミス空港」ですが、現地の人からは空港のある地名から「マスコット」と呼ばれています。この空港、それほど大きくはないのですが、コンパクトに使いやすい空港です。シドニーに到着すると真っ先にお世話になる場所ですから、あらかじめ詳細を知っておきたいもの。そこでレストランなどの施設や勘違いしやすい注意点など、詳細情報をお届けします。
■到着ゲート
1階が到着ロビー。入国手続きをするパスポートコントロールは、オーストラリア人&ニュージーランド人と、それ以外の国の人で別々に並びます。ここでパスポートと入国カードを提出。この入国検査も結構厳しいです。無事通過し、無事荷物をゲットしたら、今度は検疫コーナーへ向かいます。ここがちょっと日本人にとっては最大の鬼門!ほかの国際空港とはずいぶん事情が違うので、特に紹介しておきましょう。
めちゃキビシイ検疫!
オーストラリアは検疫が厳く、持込み禁止や申告が必要な品目を申告漏れをして、それが発覚すると、容赦なく罰金を課せられることになるため、くれぐれもご注意ください。ちょっとした友人へのお土産や、「ドライなものだからたぶん大丈夫だろう」などと甘い考えでいると、とんでもないことになりますよ。
検疫ゲートは2つあります。ひとつはグリーン(食物や植物など何も持ち込まない人用)、もうひとつがレッド(食物その他申請が必要な物を持込む人用)で、持物に何も食べものがないという方はグリーンのゲートでに行けばスムーズに入国できます。でも何か荷物の中に食べ物があったな、と思いつくものが1つでもあれば、レッドのほうへ回って申請(Declare)してください。
持込不可となっている物や申請が必要な物は複雑多岐にわたっているので、詳しい情報はオーストラリア政府のサイトをご参考ください(日本語)。
持込禁止品目や申告しなければならない品目はやたらと細かく決められているので、食べ物を持って行って「これは申請が必要かなぁ?」と不安に思った場合は、とにかくレッドゲート、と心がけましょう。いつもレッドが混んでいるので、混んでいるほうに並ぶのが無難です。
ちなみに、持込禁止品目があった場合も申請すれば没収されてそれで終わりですので、ご安心してください。さて、気をつけたいのが食物など申請品目があるのに黙ってグリーンゲートを通った場合です。検査&見つかると罰金が待っています。
各ショップや施設
空港の両替所はこのマークの窓口が一番多いような気がしました。
立派なツアー・インフォメーション・センターは旅人の助っ人。
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ホテルのセルフ予約カウンター。コレクトコールなので、気軽に使えるかも?
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空港内から早くもマクドナルド登場。バーガー文化の香り。
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大きい荷物を預ける場合はBaggageカウンターへ。
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市内へのアプローチ
空港から市内への手段はタクシー、電車、シャトルバスと主に3つありますが、その価格や利用法についてはこちらをご覧ください。
■ 出発ゲート
シドニー空港は国内線と国際線では電車で1駅分離れているので、タクシーなどを利用された際は間違えないように。出発ロビーは2階にあります。
早く空港に到着する人が多いからでしょうか。空港にはカフェやお土産店がなかなか充実しています。どんなお店があるか散策してみましょう!
高級店などは、こんな店が入っています。
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本屋さんも奥のほうにあります。
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市内で免税店を利用した方&税金払い戻し制度
シドニー市内の免税店(DFSなど)を利用して免税品を購入した人の中には、「空港受け取り」になることもあります。その場合は出国審査の後、受取専用カウンターが設けてあるので、そこで引換証といっしょに交換します。
また、オーストラリアでは全ての商品に10%の消費税がかかっていますが、滞在期間の短い海外旅行者は、消費税込みでA$300の買物をした場合(ある条件を満たしている必要があるため、くわしくは高額商品を購入する際に、店員に確認しましょう)、税金の払い戻し(TRS)を受けられます。出国審査の後、TRSブースで申告し、品物、Tax invoice、パスポート、搭乗券を提示します。払い戻し相当額がクレジットカードへの振込か小切手で支払われることになります。
「転ばぬ先の杖」いろいろなこと、先に知っておくに越したことありません。注意事項を頭に入れ、ぜひいい旅にしてくださいね。それでは、シドニーナビでした。