大都市で暮らすコアラたち!?子どもから大人まで楽しめる、見て、触れて、感じるオーストラリアの最新テーマパーク!
こんにちは。シドニーナビです。みなさん、オーストラリアに来て、見てみたいものってなんですか??世界遺産のエアーズロック?オペラハウス?やっぱり一度は見ておきたいですよね~。そして、忘れちゃいけないのが・・・そう!コアラ!!日本ではなかなか見ることのできないコアラちゃん。ここシドニーではかなりの至近距離から見ることができちゃうんです!しかも今回ご紹介する「シドニーワイルドライフワールド」は街のど真ん中にあってアクセスばっちり。これはもう行くしかありません!それでは、さっそく「シドニーワイルドライフワールド」へ行ってきまーす!
シドニー水族館のとなりです
シドニー市内の高層ビル群のすぐそば、朝から晩まで観光客でにぎわう、ダーリングハーバーの一角、シドニー水族館の隣りに「シドニーワイルドライフワールド」はあります。こちらのテーマパーク、オーストラリア固有の動物、昆虫たちが集められ、一度にみることができるんです。「オーストラリア」と一言でいってもとっても広ーい国ですから、熱帯雨林地域に住む動物、砂漠地域に住む動物などなど、多種多様な生物が生息しています。こちらのテーマパークは9つの展示エリアで構成されていて、それぞれが特定の動物の生活やオーストラリア特有の環境、生態系の様子を再現することにより、小さなオーストラリアを作り出しています。
いざ出発~
さて、足を踏み入れた瞬間、ナビの目に飛び込んできたものは…ムシ。飼育員のお姉さんがにっこり笑って、「さわってごらーん」・・・そう、ここは見て、触れて、学べるテーマパークなのです。おそるおそるさわってみると、意外と大人しい。ピクリとも動きません。あら、かわいい~なんて思っちゃうナビでしたが、次にいたのは・・・ゴ・ゴキブリ。しかも世界最大のゴキブリ・・・。話の種にさわってみるのもいいですね!ナビは遠慮しまーす。
子供も大人もみーんな楽しめる!!
ナビが「ワイルドライフワールド」にお邪魔したのは平日のお昼間でしたが、休暇中の家族連れが結構いました。「ワイルドライフワールド」には子供が楽しめる仕掛けがたくさん。ナビが一番感動したのは大人用と子ども用に分かれている展示ケース。これなら小さな子が無理なく思う存分見られますよね。鳥の鳴き声が聞こえる仕掛けがあったり、短いビデオが見れたり(英語だけですが)、4ヶ国語で動物に関する豆知識が書いてあったりと、子どもが見てももちろん楽しめるし、大人が見てもいろいろ知らないことが書いてあったりと、じっくりみていたら1日じゃ足りないんじゃないかしら・・・というくらい、しっかりとした説明があります。英語での説明がやはり多くなってしまうので、もしあるなら電子辞書などを持っていくとより楽しめますよ~。ナビは次行く時には絶対辞書持っていきます!!
大人用と子供用に分かれた展示ケース。
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絵が書いてあるので英語が読めない子供でも楽しめますね
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触れて、感じるオーストラリア!
次にやってきたのはハチュウ類のエリア。乾燥した地域の多いオーストラリア大陸にはいろいろなハチュウ類が生息しています。ナビお気に入りはエリマキトカゲ。2008年の1月1日にエリマキトカゲの赤ちゃんが誕生したそうです~。そして、圧巻なのがヘビ。なんと強力な毒をもつヘビトップ30のうち12種類がオーストラリアに生息しているそう。もちろん、そんな毒ヘビにはさわることはできませんが、毒なしのヘビにはさわることができます。ハチュウ類好きなナビ、ウキウキでさわらせてもらいます!すごーくなめらかで、おなかがちょっとやわらかい。ナビがなでている間、ヘビさんはお姉さんの肩の上でおとなしくしていました。ちょっと見た感じこわーいヘビもさわってみると愛着がわきますよ!絶対さわってみることをオススメします。
ついにご対面!
ハチュウ類たちに別れをつげて、ナビが向かうのは2階にあるコアラサンクチュアリ。ここではガラスなしでコアラを見ることができるんです。シドニーのあるニューサウスウェールズ州ではコアラを抱っこすることは法律でできません。抱っこすることによってコアラに精神的ストレスを与えてしまうからだそう。そりゃ、コアラだって疲れちゃいますよね~。でも、やっぱりコアラの近くに寄りたい~。そんなナビたちの願いを叶えてくれるのが「コアラフォト」。柵の中にはいってコアラと一緒に写真を撮ることができちゃいます。それでは、コアラと一緒にはいチーズ☆ナビの地元の動物園にいるコアラたちはもちろんガラス越しで、ほとんど動かず、どこにいるかすらよくわからなかったんですが、さすが本場!?お腹をポリポリとかいたり、少し移動したりと、ちゃんと動いています!
コアラもそうですが、日中暑くなる地域が多いので、夜行性動物がとてもたくさんいるオーストラリア。夜行性なので昼間は表に出てこないことが多いんですよね。そこで、こちらでは夜行性動物エリアを作り、照明を夜のように暗くすることによって昼間でも活動する夜行性動物を見ることができるようになっているんです。動物園では奥に引っ込んでしまっていてなかなか見ることのできないウォンバットやハリネズミたちがゴソゴソと動いている様子は必見。うーん・・・都市のど真ん中で、しかもお昼にこんな光景が見られるとは・・・。
ワラビー大接近!
夜行性動物エリアをぬけるとそこは明るい日差しの中、ワラビーたちが待っている岩場地帯。ワラビーはカンガルーをひとまわり小さくしたような動物。ワラビーの中にも種類があって、こちらには2種類のワラビーがいます。ナビが着いたとき、ちょうどワラビーたちのお食事タイム。もちろん、ここのエリアにもガラスはなく、手を伸ばしたらさわれるんじゃ・・・というくらい近い。かなり多くのワラビーがいて、無心にエサを食べている・・・。かわいいんですが、二本の前足でニンジンを持って食べている姿が妙に人間っぽい。なんか親近感を覚えてしまうナビ。
真ん中のワラビーのお腹に注目!子ワラビーも食べてます!
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お母さんもたいへん。
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都会の中で…
2006年にオープンした当初、ほとんどのエリアがガラスで仕切られていましたが、動物たちが環境に慣れてきたので、多くのエリアのガラスが取り外されたそう。中でも鳥類エリアと蝶エリアは直接私たちが中に入っていくことができるようになり、森の中にいるような体験ができるエリアになっています。チョウチョたちはとても人懐っこく、指先にとまったりします。ひらひらと舞うチョウチョが指先にちょん、ととまる様はすごく不思議なものを見ている気分。ナビは花柄のカバンを持っていたのですが、その花めがけてチョウチョがとんでくるとんでくる。赤や黄色はチョウチョが好む色なので、特に寄ってくるそうですよ。チョウチョ好きの方はぜひ赤や黄色の洋服でお出かけくださいね。
チョウチョが手に!!!
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チョウチョたちと同じ空間に・・・
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「シドニーワイルドライフワールド」はホント、まるで小さなオーストラリア。自分が大都市のど真ん中にいることを思わず忘れてしまうほど。幻想的なチョウチョたちのエリアを抜け、「ワイルドライフワールド」の外に出ると、そこはもう観光地、ダーリングハーバー。朝9時から夜10時まで、年中無休で営業しているので、朝から行ってそのまま観光に出かけるもよし、ディナー後にゆっくり行くのもよし、といろいろな使い方ができるのもうれしいですね。是非皆さんも動物たちを見て、さわって、オーストラリアの自然を体感してみてください。以上、シドニーナビがお届けしました。