ベイリーフ・ブラッセリー

Bayleaf Brasserie

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インド人シェフが腕を振るう本格派!夏に限らず冬でもカレー!味の幅が広いので、辛いものが苦手な方でも楽しめますよ。

こんにちは、シドニーナビです。インド=常夏の国というイメージがあるせいか、カレーは暑い時に食べるものというイメージがありませんか?日本のTVコマーシャルでも「暑さの中、汗をかきながら食べる」図が多いですよね。インドからの移民も多いシドニーでは、街のいたるところでインディアン・レストランを見かけます。一口にインド料理と言っても広い国のこと。近隣するエリアに「南インド料理」「北インド料理」「ベンガル料理」などのようにエリアごとに味付けや食材も違って来るそう。日本でいうところの東北料理や沖縄料理のような感覚でしょうか?北なら北、南なら南と基本的にそれぞれに特化したレストラン(中華で言うところの四川料理とか広東料理みたいな)が多いのですが、今日ご紹介するこちら「ベイリーフ・ブラッセリー」は珍しくインド各エリアの料理を1店でカバーする珍しいお店でもあるのです。さっそく行ってみましょう!

クロウズ・ネスト・プラザの中にあり

場所はクロウズ・ネストの目抜き通り、ウィロビー・ロード沿いにある小さなショッピング・コンプレックス、クロウズ・ネスト・プラザの中にあります。入り口をはじめ、ぐるり~っとガラスで囲まれたショッピング・プラザですが、あまり目立った看板が出ていないので、入り口上の「NSW Lotteries」の看板を目印にするといいでしょう。アジア系のレストランや八百屋さんなど食に関するお店がほとんどでちょっと独特の雰囲気のある場所。建物内はグルリと一周できる廊下がひとつだけなので迷子になる心配はありませんよ。

店内はスパイスの香りが!

お店に一歩入るとオープンキッチンから漂ってくるスパイスの香りに席につく前にお腹もグーとなってしまいます。ガラス張りの店内はエキゾチックな赤い壁とインテリアでまとめられています。だめだっ!お腹が空いてたまらないっ!!席についてさっそくメニューを見てみましょう。

ランチメニュー

ランチは単品メニューもありますが、ナン&ライスにプラスしてメニューの中からお好きなカレーをひとつ選べるセット・メニューがオススメ!カレーはメインの単品から選べるのでかなり割安感があります。セット・ミールはカレーの中身によって値段が変わり、ベジタリアンとミートのカレーはA$14、シーフードだとA$16(*2011年8月現在)。しばし悩んだあげく、 今日はキョフテとダールの2種類をチョイスしました!
「カフェ飯」感溢れる白いシンプルなセッティング! 「カフェ飯」感溢れる白いシンプルなセッティング!

「カフェ飯」感溢れる白いシンプルなセッティング!

キョフテはほうれん草とカボチャのマッシュにジンジャーとスパイスを混ぜて団子状にしたもの。モチモチとした歯触りとマイルドでクリーミーなカレーソースがマッチして病み付きに。辛いのが苦手な人でも安心して食べられます。
ダールのカレーはいんげん豆、レンズ豆をはじめとした豆類のミックス。普通に食べると「香辛料の利いた豆のスープ」といった感じ。辛いのが好きなナビにはちょっと物足りない気が。オーダーの際に辛さのリクエストができるそうなので、次回は「ガッツリ辛目で!」と頼むことにしましょう。

人気のビュッフェ

日曜の夜は毎週料理のテーマが変わってインドのさまざまな地方の味が楽しめるビュッフェが人気。食べ放題のビュッフェメニューに加えてドセ(薄いクレープ生地スパイス類で味付けされたポテトやオニオンを巻いたもの)とデザートがテーブルごとにサーブされます。日曜日の夜と言えどもかなりの人気なので、予約をして行くことをオススメします。ビュッフェ・テーブルに置かれるそばからあっという間に品切れ状態。目の前でシェフがてきぱきと次のお皿を作り続けているのをみると、ついついこちらもつられててきぱきと食べ過ぎてしまいそうになります。厳選された新鮮な素材の味を楽しんでもらおうというポリシーのもと、冷凍保存した食材を一切使うことなく毎朝ソースから手作りしているのが美味しさの秘訣だそう。
デザートに出て来たインドの伝統菓子。ココナッツがまぶしてある丸いスポンジ・ケーキ。一口齧ると中からはしたたるほどのシロップがじゅわじゅわジュワ〜ッ!甘いっ!とにかく甘いですっ! デザートに出て来たインドの伝統菓子。ココナッツがまぶしてある丸いスポンジ・ケーキ。一口齧ると中からはしたたるほどのシロップがじゅわじゅわジュワ〜ッ!甘いっ!とにかく甘いですっ!

デザートに出て来たインドの伝統菓子。ココナッツがまぶしてある丸いスポンジ・ケーキ。一口齧ると中からはしたたるほどのシロップがじゅわじゅわジュワ〜ッ!甘いっ!とにかく甘いですっ!

基本的に「次の日に備えて一週間の内で唯一早く帰宅する日が日曜日」というオージーが多いのですが、そんなのどこ吹く風~って感じの盛況。まわりを見渡すと家族連れや若いカップル、お友達とのグループとさまざまな客層で賑わっています。ナビがオーストラリアで違和感を感じることのひとつ、「カレーとワインの組み合わせ」がここでも普通に繰り広げられていました。B.Y.O (Bring Your Own=ワインの持ち込み可)なので皆さんそれぞれのお好みの1本(グループによっては2.3本だったりもしますが)をお伴に楽しんでいます。ちなみにワインの種類は赤、白共にテーブルによってまちまち。好きな方と組み合わせるのが一番美味しいってことなのでしょうね。

いかがでしたか? レストランでの食事だけではなく、自宅でもぜひインド料理に挑戦してみたいという方には毎月2~3回開かれるクッキング・デモンストレーションがオススメです。ベジタリアン、シーフード、パーティー用のスナック、インド各地の料理などをシェフから直接習うスタイルで月ごとにテーマが代わるので、毎月通う常連さんもいるほどとか。すべてのクラスは1回完結なので、伝統的なインドの料理スタイルを習ってみるのも良い経験かもしれませんね。シドニーでエスニックというのもなかなか味がありますよ!この機会に幅広いインドの味覚を堪能してみませんか?以上、シドニーナビでした。

記事登録日:2011-09-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-09-05