シェフズ・ギャラリー

Chefs Gallery

閉店・移転、情報の修正などの報告

駅から至近でデートにもグッドなインテリア!オシャレな雰囲気でカジュアル中華はいかがですか?

こんにちは、シドニーナビです。「中華料理はチャイナタウン」というのが一昔前までのお約束でしたが、最近はTVのクッキング・ショウやグルメ&セレブリティー・シェフ関連番組の影響もあってか、ステーキ、フィッシュ&チップスなどの典型的オージー・フードから一歩外に出て、他の国の料理を試してみようという人がかなり増えたようです。ようやくオーストラリアでも食の文明開化かっ!?というわけで今日は「バラエティ豊か街道」を邁進するシドニー・シティのど真ん中にある超人気中華料理店をご紹介しましょう。
場所は駅から外に上がればほ~らすぐそこ!アフター5のデートとしても人気なのは雰囲気や味だけではなくきっとこの立地条件も大きいんでしょうね。観光の合間やホテルへの帰り道でもひょいっと立ち寄れるお気軽感が嬉しいです。店内はガラス張りなので、外からでも混雑具合が一目瞭然!日程に余裕があれば「今日は混んでいるみたいだからまた今度~」でもいいですが、「確実に今日でなくちゃ!」と言う方は夕方6時過ぎまでの入店が比較的並ぶことなく席につけると思います。ランチタイムは平日でしたら比較的問題ないですが、週末は12時前までの入店がいいかも知れません。
本物?フェイク??中国の古コインでできたゴージャス・シャンデリア!

本物?フェイク??中国の古コインでできたゴージャス・シャンデリア!

天井が高いのでスッキリとして見える店内はところどころに調度品が置いてあってコテコテの「ザ・中華料理店!」というよりはホテル的雰囲気に近いかも。「シェフズ・ギャラリー」の名の通り、大きなキッチンはガラス張りになっていて両手を広げておソバをのばして行く様はまるで手品のよう。太い一本のタネがシェフが手を広げるたびにどんどん細くたくさんに増えて行ってあっという間にできあがり~!その隣りではちゃっちゃっと餃子をくるむシェフの姿が。きびきびとした仕事っぷりが食欲を刺激します。
きっと店一番のべっぴんさんを選んだんだろうなと邪推してしまうほどのキレイなスタッフが席に案内してくれます。多国籍シティ、シドニーでもかつては中華料理=お客さんの大半はチャイニーズだったのですが、ここは気軽な雰囲気のせいか、白人系オージーの姿も多いです。

早速メニュー拝見!

中華初心者のオージーでも楽しめるように奇抜なメニューはほとんど無く、餃子やワンタン、麺類などの王道がズラリ! ステーキやミートパイなどのお腹にズッシリ&油多め系の食事に疲れた時に飛びつきたくなるような手打ち麺やさっぱり水餃子などなど、中国茶を飲みながらしばし悩みます。英語と中国語で書かれたメニューは品名の隣りにかわいいマークが。これはお店オススメのシグニチャー・ディッシュ、ベジタリアン、スパイシーのチェックがはいっているので、初めてのお客さんでも選びやすい親切仕様になっています。「メニューより他のテーブルに載っているお皿で食べたいモノが決まる」ことってレストランでよくありますよね?そんな時もスタッフに気軽に声をかけてみて!味付けやボリュームまで親切に説明してくれますよ。

人気メニューを片っ端からオーダー!

「Wok fried green beans with minced pork」 
四季豆(インゲン)の炒め物、豚ひき肉和え。日本のインゲンに比べて大きさが倍近くてビックリ!甘塩っぱい醤油ソースにカリカリとした豚ミンチがアクセントになっていて、やめられない止まらない〜の食感。どうやら人気メニューらしく他のテーブルでもオーダーしている人が多かったです。

「Chef’s own handmade egg tofu lightly pan fried, topped with preserved vegetables」
中国風玉子豆腐なのかな? 揚げ豆腐のようにまわりがサクッ中はプルンッ!青のりが入っていて香りが豐か。

「Prawn and pork wonton in a shanghainese style spicy sauce」
ウェイトレスさんイチオシのチリ・マーク2つのスパイシー・メニューですが、実際一口食べると「ん?甘いぞ!?なーんだ、言うほど辛くないじゃない?」なんて思っていたら後からジワ~ンと辛さがやって来ました!スチームした餃子なのでつるんとした食感。スタッフのオススメだけあって、このソースはこのまま食べきるにはモッタイナイ!と焼き餃子や四季豆、炒飯など他のメニューにもちょこっとかけたり付けたりして活躍してもらいました!

「Guo Tie(Lightly pan fried dumplings)」
モッチリとした皮はパリパリに焼かれ、ジューシーなキャベツと豚ひき肉の餃子。これも人気メニューのひとつだそうです。まわりを見渡すとほとんどのテーブルの上に同じモノが!同じメニューで豚の代わりにエビもあります。黒酢としょう油、ラー油などをお好みで調節して召し上がれ〜!

「Handmade noodles with prawn and pork wontons in a double boiled chicken soup」
さっぱりとした手打ち麺はつるりんと口の中をニュートラルに戻してくれます。ワンタンの中はしっかりとした味のぷりぷりエビが。チキン・エキスたっぷりのスープが疲れた胃に優しくじんわり広がります。シンプル好みの方にオススメの一品。

「Wok fried medium grain rice tossed with mixed vegetables and eggs」
玉子の黄色が色鮮やかな炒飯。野菜と玉子だけのスタンダードメニュー。ちょっとドライ気味の白米よりこっちの方がライスのパラパラ感を楽しめる気がします。すべてのオカズとの相性バツグン!

「Steamed sesame ‘piggy face’」
テーブルに置かれた途端、「カワイイ〜!」と一同大絶賛!この子豚ちゃん、実はカップルなんですって!言われてみれば、女の子ちゃんはリボンをしているという芸の細かさ!中は両方とも熱々の黒ごま。口の中にふんわりとゴマ風味が広がります。ただしかなり熱くなっているので火傷に注意してくださいね。
カワイイ子豚のカップル!

カワイイ子豚のカップル!

コチラが男の子。ゴマの目がつぶらでナイス!

コチラが男の子。ゴマの目がつぶらでナイス!

そしてリボンをしてる方が女の子。二つに割るのがカワイソウ〜!?

そしてリボンをしてる方が女の子。二つに割るのがカワイソウ〜!?

食事をしていて気づいたのですが、こんなに広い店内なのにスタッフの気配りがとても行き届いていて、ちょっとお茶が欲しいかな?なんて思って顔を上げるとスタッフがさっとやってきてくれます。キッチン・スタッフはもちろんのこと、フロアスタッフも口元に透明のマスク(本当はゴーグルらしいのですが、上手く口元にひっかけてあります)をしていたりと衛生面にも気配りが行き届いているので安心して食事が楽しめますよ。


いかがでしたか?上手にお箸を使いこなす人も増えて来ましたが、まだまだ不器用な手つきでお箸を持つオージーの姿も。ついつい「お箸の国出身」の優越感から「ほ~らこんなにツルツルのワンタンだって掴めちゃうもんね~」と要らぬ芸を披露したくなってしまうお調子者のシドニーナビでした。
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記事登録日:2011-06-07

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-06-03